CRUSADERS 2001 SPRING RESULT

日時
対戦校
グラウンド
キックオフ
5月6日(日)VS 中京大学港サッカー場13:00
6月2日(土)VS 上智大学上智大グランド11:00
6月10日(日)VS 愛知学院大学一宮市光明寺グランド10:30
6月16日(土)VS 追手門学院大学西宮球技場12:30

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5/6(日) 港サッカー場 13:00 Kick Off

大学名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

南山大学

7 0 0 0 7

中京大学

0 0 0 0 0


<GAME REPORT>

5月6日(日)PM1:10 キックオフ、名古屋港サッカー場にて中京大戦が行われました。
昨年の最終戦で屈辱を味わった ディフェンディングチャンピオンに7-0という僅差のスコアではありましたが、点差以上の実力の違いを見せつけるような内容でした。

オフェンスラインは、ランプレイにおける主導権を完全に握っておりきっちり押し込んでました。また、RB#30三好選手は、一線さえ抜けてしまえば後は一人二人は軽く引きずったりふっ飛ばしたりしながらゲインしていくという従来のCRUSADERSにはいなかったタイプのパワーランナーで中京大ディフェンスを圧倒していました。
特にタッチダウンになったファーストドライブでは#30へのオフタックルオープンへのランプレイとそれのプレイアクションでいとも簡単にゲインを重ねていきました。
欲を言えば、レッドゾーンでの詰めの甘さがありその後の追加得点を奪うことができなかったことが残念でしたが、プレー数を絞った中で安心してみていられる内容でした。

ディフェンスは、終始1本差というプレッシャーのかかる状況ながら積極的なプレッシャーをかけることができ、モメンタムを奪われることなく試合をコントロールしつづけていました。また、時には相手オフェンスの反則を誘い逆にゲインしてしまうぐらいの勢いでした。

キッキングチームは課題が残りました。特にパントカバーチームと、パントリターンチームは頑張って欲しいです。とはいえ、これらはまだまだ練習量も少ない状況だということなのできっちり改善してくれることでしょう。

秋に向けて十分期待の持てる内容でした。
もちろん中京大もこのままのチームでは終わらないでしょうし、名城大は日大に大量得点(49-28)で初勝利をしたそうです。優勝に向けて必ず倒さねばならないこの2チーム打倒に向けて現役生には頑張って欲しいものです。

当日は、春の試合としては例年以上の応援があったのではないでしょうか。特にご家族連れでお越しの方が多く、お子様が芝生のスタンドを走り回っている姿は今までのスタンドには無かった姿でした。

今後とも是非皆様で、応援にお越しくださいますようお願いいたします。

(90生 津田さんのレポートより)

特別寄稿、90生池谷さんの超主観的「ゲキレツリポート」はこちらから!

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6/2(土) 上智大グランド 11:00 Kick Off

大学名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

南山大学

13 12 7 14 46

上智大学

0 8 0 0 8


<GAME REPORT>

6月2日(土)、晴天のもと上智大学四ツ谷グランドにて上智大戦が行われました。
この定期戦、十年ちかく南山は勝利をあげていませんでしたが、今年は圧倒的な強さを持って46-8で完勝しました。

多くの関東在住のCRUSADERS OBが見守る中、南山リターンで試合が開始されました。

最初のドライブは、オフェンスラインの強力なドライブ力に、話には聞いていた私たち関東OBも眼を見張るようなパワーであっという間に先制のタッチダウンをあげました。南山自慢の両T、特に#70岩狭選手のオープンブロックは圧巻でした。また、この試合もRB#30三好選手や#22湯本選手がパワー&スピードで上智大ディフェンスを圧倒していました。
前回の中京大戦では、レッドゾーン内の詰めの甘さを指摘されていましたが、この日はその心配もなく、いとも簡単にゲインを重ねていました。
後半には、久しぶりの経験者新入生QB#10も登場し、軽快にゲインを重ねていました。タッチダウンを狙ったロングパスはインターセプトされホロ苦デビューと言った感じでした。

一方のディフェンスも、そのパワーを如何なく発揮していました。
注目すべきは、ディフェンスラインです。94年度の再来を思わせるほどの大型ラインで、しかもクイックネスも高く、上智大オフェンスラインをスクリメージラインから一歩も動かさないほどのパワーでした。そのディフェンスラインの後ろをLB陣も気持ちよく動いていると言った印象でした。
ただ、タックルミスが見られたり、パスディフェンスでの積極性といったところでまだまだ成長の余地を感じさせました。また、点差がついたときに不用意に点を取られてしまったことを考えると、集中力の維持が重要かなと感じました。

前回、課題が残ると評されていたキッキングチームですが、この日は良い内容だったと思います。KickカバーではK#13伊藤選手のキックが何度もエンドゾーンを越えタッチバックとなっていました。リターンでも果敢な攻めが見られました。ただ、タッチダウン後のPATに精細を欠いたのは残念でした。伊藤選手、そして彼を守るフロントにはさらに頑張ってもらいたいと思います。

以上のように圧倒的な状況で上智大に勝利し、私たち関東OBにも秋に向けての期待を大いに抱かせてくれました。上智大の部員数減少といった要素もあり、私たちOBにとっては隔世の感を抱かせるものでした。試合終了後にはマルクス学長や部長の岡部先生からお祝いのメッセージもいただき、感無量でした。
ただ、この試合を通じて両チームに反則が多く、またその内容がパーソナルファウル系であったことは非常に残念でした。そういった面を改善して、次節の愛知学院戦に集中してもらいたいものです。

当日は、多くの方が応援に駆けつけてくださいました。上智大サイドよりも応援が多かったのではといった感じでした。
次節は6月10日に愛知学院大戦ということで、関東OBより東海OBへバトンタッチです。
是非皆様で、応援にお越しくださいますようお願いいたします。

(レポート By 94生 滝田)

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6/10(日) 一宮市光明寺グランド 10:30 Kick Off

大学名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

南山大学

20 10 6 7 43

愛知学院大学

0 0 0 0 0


<GAME REPORT>

6月10日(日)AM10:30、一宮市光明寺公園。

先週の上智(SOPHIA)戦勝利の余韻も覚めやらぬまま愛知学院(AGU)戦を迎えることとなった我がCRUSADERS。
ゲーム前のセレモニー、選手諸君が互いに手に手をとって整列する姿は、清々しくも頼もしい。
2連勝の勢いでこのまま3連勝を決めたいと願うのは、フィールドの選手、スタッフのみならず我々OBとて同じこと。
自分の心の中にある、対AGUへの苦手意識を拭い去るには後輩諸君がスカッと勝利してくれる以外に方法はない。

AGUのキックオフにより試合開始。隣に陣取る竹内監督(登録証忘れ)によると、愛知学院の陣容は、多数の怪我人により必ずしも完全ではないとのこと。その言葉どおりAGUのキックラッシュには、勢いと完成度が感じられない。
自陣からのゲーム開始。
第1プレー、オフタックルへの展開は走路が阻まれ、攻撃が止まるかに思えたがこの日の南山は冷静であった。一度は止まりかけたプレーであったが、AGUの甘いタックルの間隙をつきRB#22湯本君はスピンしながら逆サイドへ、スルスルと手薄なディフェンス陣を尻目にエンドゾーンへ一直線。
なんと第1プレーでTD。デザインされていないプレーでのTDではありましたが開始早々のTDで、南山スタンドは割れんばかりの5人ほどの拍手が・・・。
その後も攻撃の主導権をAGUに渡すことなく、第1QTRは3本のTDで20-0。

この日は終始AGUを圧倒。
後半こそフレッシュを与えるシーンもありましたが、ディフェンス陣は鋭い出足と獰猛なラッシュで、AGUに攻撃らしい攻撃をさせなかったとの印象を受けました。
オフェンスは、完全にAGUをコントロール。最終的に6TDをあげる猛攻。
特筆すべきはRB陣。さまざまなタイプのランナーを擁し、AGUディフェンスをズタズタに切り裂きました。

私の心の奥底にある苦手意識は、ものの見事に払拭され、更には秋のリーグ戦では、青い疾風が東海リーグを席巻するという期待が高まっております。
この日のゲームでは、今までの2戦で挙げられた反省が活かされており、さらに完成度を高め、強いCRUSADERSを築き上げていってほしいものです。

当日は遠方の競技場ということもありましたが、熱心なご父兄、ファンの方々、そして我々OB、と少ないながらも熱いまなざしで、CRUSADERSを見守りました。
終わってみれば、ゲームは43-0で圧勝。私の傍らにはTDと同じ数のビール缶が・・・・。

お粗末。

BYまるま

今週末も行くぞ、フットボールの聖地(西宮)球技場へ!!
くれぐれも飲みすぎにご注意を。

(84生 山本昌樹さんのレポートより)

またしても頂きました! 特別寄稿 90生池谷さんの「ゲキレツリポート2」はこちらから!

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6/16(土) 西宮球技場 12:30 Kick Off

大学名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

南山大学

0 7 7 0 14

追手門学院大学

6 6 0 0 12


<GAME REPORT>

6月16(土)PM0:30西宮球技場、"フットボールの聖地" 西宮に遠征しての本日のゲーム、我がCRUSADERSは3連勝中と目下絶好調。
さりとてさすがに3週続けてのゲームとあって精神的にも肉体的にもその疲労感はピークに達していることであろう。

そのせいもあってか、今日のゲームの立ち上がりはいまいちピリッとしない。
南山リターンでのファーストプレー、自陣35yds付近からのオフタックルもいつものようなキレがない、いやむしろ上智大、愛知学院大よりディフェンスラインのリアクションが格段に早い。まさにクイックネスというにふさわしい動きである。
先に結果からお知らせするが14-12でCRUSADERSが勝利し4連勝を収めた。

今日のゲームもそうであるが、戦力が拮抗もしくは相手のそれが上回っている場合、思うようにプレーが進まないとか、逆にプレーが止められないという場面に出くわすことであろう。その際何をすべきかを今日のゲームで学んだことであろう。

前半2回の追手門大の得点はいずれも南山4TH DOWNのパントラッシュの甘さが追手門大に好リターンを許し、奥深くのパスを決められ得点に結び付けられしまった。
またいつものように、1ST DOWNでなかなかゲインが出来ず、相手ディフェンスに勢いづかせてしまう場面がしばしばあったように思える。
しかしながら、選手、コーチ陣、スタッフの皆がよく辛抱し、数少ない得点チャンスをものにしかつ追手門大のPATの拙さにも助けられ、見事に春のゲームを4連勝で締めくくった。

晩秋の西宮でもう一度CRUSADERSの勇姿をみたいものである。
そのためには己をもっともっと鍛えぬき、強い自分を築き上げてほしい。
言い古された一文であるが関西学院大の部訓を紹介して、本日の追手門大戦のレポートとしたい。

開けて呉れと山門を叩いたが、其処には門番が居なくて勝手に独りで入れと云う声丈けが聞へた。

己の手で自らの道を切り開けと云う教えでした。古今東西を問はず、其の道を極めた達人は全べて他を頼む事なく自ら辛苦を求めて打ち勝ったのです。私を捨てると云うより一度死んで御覧。

何うせ碌に学問もしていないんだ、かと云って遊びもチャチな事しかやれないんだ。
だったらせめて潔く此処で十一人が死んだら何うです。
フットボールに賭けた青春なら心置きなく死ねましょう。死になさい。其処に初めて裂帛の気合が生れます。
恐しく強い人間に変わります。死中活ありとは之を云ったものじゃないですか。

之が月桂樹をかざす近道です。十年兵を養ふは一日用ひんが為なり。いざ鎌倉と云ふたった一日の為に備え連日技を磨くのです。そして其の時に死ぬのです。それがサムライです。
苦しい時程、人間の真価は発揮されます。逆境に弱いのは真実のフットボール・プレーヤーではありますまい。腹がすわってないから日大が煙たいのです。腰抜けだから勝てる試合も勝てないのです。

太平洋を渡るのですよ。現役選手諸君の前途は洋々として居るではないですか。歴史を作る人は居ませんか。立志傳中の人物としても世に立つのです。

桑田OB家族、谷倉OB夫妻、お疲れ様でした。

BYまるま

(84生 山本昌樹さんのレポートより)

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