CRUSADERS 2005 RESULT

日時
対戦校
グラウンド
キックオフ
9月4日(日)VS 岐阜大学港サッカー場10:30
9月11日(日)VS 愛知学院大学長良川球技メドウ10:30
10月2日(日)VS 四日市大学四日市ドーム13:45
10月10日(祝・月)VS 名古屋大学各務原スポーツ広場13:30
10月22日(土)VS 名城大学港サッカー場13:30
11月5日(土)VS 中京大学瑞穂ラグビー場13:30
11月13日(日)VS 中京大学
(プレーオフ)
大垣市浅中公園総合グランド12:00
11月27日(日)VS 大阪産業大学長居球技場11:00

もどる



9/4(日) 港サッカー場 10:30 Kick Off
天候:曇り 観客数:発表なし

大学名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

南山大学

13 24 27 7 71

岐阜大学

0 0 0 0 0


<得点経過&スタッツ>

Q

Time

Team

Play

Player

Yds

PAT

Player

G/NG

1

0:17 南山 KICKOFF
RETURN
#9 近藤 75 K #40 赤石 G

1

3:48 南山 PASS #17 菅本

#30 大野
15 K #40 赤石 NG

2

0:48 南山 PASS #17 菅本

#1 佐藤
7 K #40 赤石 G

2

1:45 南山 PASS #17 菅本

#1 佐藤
19 K #40 赤石 G

2

5:23 南山 RUN #40 赤石 1 K #40 赤石 G

2

11:53 南山 Field Goal #40 赤石 25


3

0:54 南山 Funble
Recover
#11 山本 10 K #40 赤石 G

3

1:07 南山 Funble
Recover
#99 横地 20 K #40 赤石 G

3

4:03 南山 RUN #40 赤石 35 K #40 赤石 NG

3

8:38 南山 PASS #17 菅本

#88 北川
9 K #40 赤石 G

4

0:10 南山 PASS #18 宮川

#19 樹神
40 K #40 赤石 G


南山大学

VS

岐阜大学

10 タッチダウン 0
10-8 PAT(1Point) 0-0
0-0 PAT(2Point) 0-0
2-1 FG 0-0
0 Safety 0

13
(5-7-1)
1st Down
(ラン-パス-反則)
5
(3-2-0)
20-239yds
(20-16-0)
パス回数-獲得ヤード
(試投-成功-インタセプト)
21-28yds
(21-5-2)
31-148yds ラン回数-獲得ヤード 26-6yds
51-387yds 攻撃回数-獲得ヤード 47-34yds

6-▼55yds 反則回数-損失ヤード 8-▼30yds
4-2 ファンブル回数-喪失 9-6


<GAME REPORT>



9月4日(日)、港サッカー場において2005年度秋季リーグ初戦である岐阜大学PHANTOMS戦が行われました。
当日は気温、湿度とも高く厳しい状況下での試合となりましたが、関西リーグ昇格を目標に掲げチーム全体で夏を乗り越え蓄えた実力を十分に見せ付けて欲しいところです。

試合は岐阜大学のキックによりスタートです。
岐阜大学の最初のキックはアウトオブバウンズとなり、蹴り直しとなります。続く2回目のキックをCRUSADERS WR#9近藤がラインズのナイスブロックを活かして右サイドを駆け上がり、そのままタッチダウンを奪います。PATもK#40赤石が決め、7-0と幸先のいいスタートを切ることに成功します。
CRUSADERSキックオフの後の岐阜大学1stシリーズ、G前70ヤード付近からダイブにより前進を狙いますがCRUSADERSデフェンスは素早い集まりにより3rdダウンに追い込み、スウィーププレーでの岐阜大学ファンブルを誘いG前30ヤードの好ポジションをオフェンスに提供します。
このチャンスを活かしたいCRUSADERSオフェンスはホールディングの反則もあったもののRB#30大野へのパスを通しタッチダウンを奪います(PAT失敗、13-0)。
その後、敵陣G前20ヤードからの1stダウンを奪ったCRUSADERSは4WR体型からラン、パスを繰り出したところで第1Q終了となります。


迎えた第2Q、CRUSADERSはTE#4谷川へのパスを成功させ敵陣G前10付近まで攻め込みます。そして次プレー、QB#17菅本はマンカバーを敷いた岐阜大学ディフェンスバックを抜き去った2回生WR#1佐藤へクロスパターンのパスを通しこの日3本目のタッチダウンを奪います(PAT成功、20-0)。
この勢いは止まらずキックオフ後の岐阜大学ファーストプレーのパスを主将LB#55尾崎がインターセプトに仕留め、敵陣G前35ヤード付近でオフェンスに攻撃権を渡します。
CRUSADERSオフェンスはこのチャンスを活かしWR#19樹神へのパス、そして先シリーズでタッチダウンを奪ったWR#1佐藤へ再びタッチダウンパスを通し点差を着実に広げます(PAT成功、27-0)。
その後も岐阜大学相手に実力差を見せつけ3rdアンドアウトに追い込み、G前70ヤードから攻撃権をあっさり奪い返します。ここでもCRUSADERSは4WRからRB#30大野へのロングパスやQB#17菅本のスニーク、ブーツレッグなどによりあっと言う間に敵G前3ヤードまで前進します。最後は#40赤石がブラストプレーによりタッチダウンを奪います(PAT成功、34-0)。
その後CRUSADERSディフェンスは実力を見せつけ岐阜大学にまったく前進を許しません。前半終了まで残り7秒となったところでCRUSADERSは42ヤードのフィールドゴールを成功させ37-0としたところで前半終了です。


CRUSADERSのキックにより後半開始です。
岐阜大学は前半と同じくボーン体型からのダイブオプションなどを繰り出しますがタイミングがずれボールをファンブルをします。こぼれたボールをCB#11山本がリカバーし、そのまま右サイドを駆け上がりタッチダウンを奪います(PAT成功、44-0)。
その直後のCRUSADERSのキックオフにおいても、DE#99横地がハードタックルによって岐阜大学リターナーがファンブルしたボールをリカバー、タッチダウンを連取し点差を51-0に広げます。
その後もCRUSADERSのワンサイドゲームが続きます。CRUSADERSディフェンスはDL#91宮島のQBサック、LB#24梅村のドロープレーへのナイスタックルなどで岐阜大学の前進を全く許さず、また南山オフェンスはRB#40赤石の40ヤード独走タッチダウンやWR#88北川へのスラントパスを次々と決め第3Q終了までに64-0とします。


最終の第4Q、CRUSADERSはファーストプレーで敵陣G前30ヤードからWR#19樹神へのスラントパスを通し、そのまま相手タックルをはずしタッチダウンを奪うことに成功。PATも成功させ71-0と点差をさらに広げ試合をほぼ決定付けます。
このころになるとCRUSADERSはオフェンス、ディフェンスともに1回生も多数投入し始めます。1回生の投入からか、途中オフェンス、ディフェンスともやや苦戦する様子も見られましたがその後も相手に得点を許さず71-0で試合終了となります。


71-0と点数、スタッツ上は相手を圧倒したかに見えますが、パントスナップのミス・PATの失敗・不正なブロックの反則などのキッキングゲームにおけるミス、又、タッチダウンを無効にしてしまうホールディングなどの反則やボールのファンブルといったミスも多く見られ、次週の愛知学院戦に向け課題も多く残る試合でした。
関西リーグ昇格を目標とするチームとして次戦までの解決が求められます。しかし1・2回生の活躍やチームとしての戦力の向上など収穫もあり、今季も十分期待のもてるチームになりつつあることも実感できました。
今後さらに厳しさを増す秋季リーグ、そして関西入れ替え戦トーナメントに向け、さらに強く成長していくCRUSADERSに期待をしたいと思います。

(レポート By 01生 白木氏)

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9/11(日) 長良川球技メドウ 10:30 Kick Off
天候:曇時々雨 観客数:200人

大学名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

南山大学

7 7 21 21 56

愛知学院大学

0 3 0 0 3


<得点経過&スタッツ>

Q

Time

Team

Play

Player

Yds

PAT

Player

G/NG

1

3:11 南山 PASS #17 菅本

#9 近藤
22 K #40 赤石 G

2

1:22 南山 RUN #40 赤石 1 K #40 赤石 G

2

2:02 愛院 Field Goal #51 22


3

3:05 南山 RUN #30 大野 36 K #40 赤石 G

3

5:03 南山 PASS #17 菅本

#9 近藤
46 K #40 赤石 G

3

7:05 南山 RUN #30 大野 60 K #40 赤石 G

4

3:01 南山 RUN #40 赤石 91 K #40 赤石 G

4

9:44 南山 RUN #40 赤石 2 K #40 赤石 G

4

11:21 南山 INT
RETURN
#11 山本 38 K #40 赤石 G


南山大学

VS

愛知学院大学

8 タッチダウン 0
8-8 PAT(1Point) 0-0
0-0 PAT(2Point) 0-0
0-0 FG 1-1
0 Safety 0

11
(7-4-0)
1st Down
(ラン-パス-反則)
13
(7-4-2)
15-151yds
(15-9-2)
パス回数-獲得ヤード
(試投-成功-インタセプト)
26-73yds
(26-8-2)
23-297yds ラン回数-獲得ヤード 47-107yds
38-448yds 攻撃回数-獲得ヤード 73-180yds

不明 反則回数-損失ヤード 不明
不明 ファンブル回数-喪失 不明


<GAME REPORT>


9月11日(日)10:30、雨上がりの蒸し暑いグランドの中、愛知学院大学との試合が行なわれた。
前節同様、勝つことが前提の相手に対してCRUSADERSはどのような試合を見せてくれるのだろうか。
期待と不安の中、CRUSADERSのキックでゲームはスタートした。

CRUSADERSディフェンスはLB#41山田の静かなる活躍により愛学オフェンスを止めると、なんと愛学パントでパンターが痛恨のニーダウンにより、CRUSADERSオフェンスは敵陣G前25y付近より1st down。
すると代わったCRUSADERSオフェンスはQB#17菅本からWR#9近藤へのパスが決まり一発でタッチダウンを奪ったのである。さい先の良いスタートである。(PAT成功、7-0)


次のシリーズ、CRUSADERSディフェンスは三回で抑えるも、パントでラフィンザキッカーを二回連続で取られ1st downを許し、いやな流れになったものの相手の反則に助けられ、なんとか抑えた。
しかし、パントで#19樹神の判断ミスによりG前99yよりオフェンスとなった。
このシリーズ、CRUSADERSオフェンスは相手のスラント、ブリッツに苦戦し三回でパントとなり、代わったCRUSADERSディフェンスもずるずると出され始めた。しかし、相手のボールが甘くファンブルしたところ主将LB#55尾崎がリカバーし、愛学に流れていたモメンタムをグイっとCRUSADERSへ引き寄せた。ここで第1Q終了。


つづくCRUSADERSオフェンスはパスではオフェンスリーダーRB#90前村、ランではエースRB#30大野の快速特急ランが効果的に決まり、最後はRB#40赤石のパワフルランでタッチダウン。(PAT成功、14-0)
続くシリーズ、CRUSADERSディフェンスはダイブを効果的に出されるも、DL#99横地のQBサックなどによりパントへ追い込んだ。しかし、代わったCRUSADERSオフェンスはロングゲインを反則で罰退してしまうと、次の攻撃でQBサックによりファンブルしてしまい相手にリカバーされてしまう。
自陣20y付近から守るCRUSADERSディフェンスはタッチダウンは許さなかったもののフィールドゴールを許すこととなった。(14-3)
ここで前半終了。

CRUSADERSリターンにより後半開始。
#19樹神のナイスリターンにより敵陣からの攻撃となるも、またもや愛学ブリッツにQBサックを許しファンブルしてしまう。
しかしCRUSADERSディフェンスはお返しとばかりにDL#77加賀の痛烈なQBサックでファンブルさせそれをDL#93金子がリカバーし攻守交替となる。モメンタムを引き寄せたCRUSADERSは次の攻撃で倒れることを知らない男・RB#30大野のランでタッチダウン。(PAT成功、21-3)
続くシリーズ、CRUSADERSディフェンスはずるずる出されるも、DB#34鈴木のナイスインターセプトのより攻守交替。
するとCRUSADERSオフェンスはまたもや一発でQB#17菅本からWR#9近藤へのホットラインが決まりタッチダウン。(PAT成功、28-3)
次のシリーズ、CRUSADERSディフェンスが三回でピシャリと抑えると、代わったCRUSADERSオフェンスはエースRB#30大野が一撃でタッチダウンを奪った。(PAT成功、35-3)ここで第3Q終了。


第4Q開始、CRUSADERSディフェンスはLB#24梅村のブリッツが決まり愛学の攻撃を抑えると、代わったCRUSADERSオフェンスは、真のエースは俺だといわんばかりの90y激走でタッチダウンを取ったRB#40赤石。このタッチダウンの影にはWR#1佐藤の巧みなブラインドブロックがあったことは言うまでも無い。(PAT成功、42-3)
続くシリーズ、CRUSADERSディフェンスはまたもやLB#24梅村のQBサックが炸裂し、ファンブルしたボールをDL#92前田がリカバー。しかし、CRUSADERSオフェンスもファンブルリカバーされてしまう。次のシリーズ、CRUSADERSディフェンスがフレッシュマン達の活躍により愛学オフェンスを抑えると、パントでDL#95近藤のナイスブロックによりCRUSADERSオフェンスは好位置でのスタートをすると手堅く進んでいき、最後はOL#51福田のナイスごり押しブロックによりできたホールを先程ファンブルしてしまったRB#40赤石が突っ込みタッチダウン。(PAT成功、49-3)

続くシリーズ、CRUSADERSディフェンスはフレッシュマンLB#27加納のナイスブリッツによりQBにプレッシャーを与えるとふんわり浮いたボールをDB#11山本がインターセプトし、DL#99横地のナイスブロックにより意地のタッチダウン。56-3(PAT成功、56-3)このときの山本にはスタンドで見ていた私にも伝わるくらいのタッチダウンへの執着心があった。オフェンス陣に是非見習ってほしいと思った。ここで試合終了。


CRUSADERSオフェンスは前半相手のディフェンスに苦戦したものの、後半しっかりアジャストして大量得点を奪ったところはほめるべき点であるが、5つのターンオーバーはかなり反省をしなければならない点であると思う。
CRUSADERSディフェンスはパシュートをやめている選手がいる点と、タックルミスが少々目立った点をしっかり直して、次節の四日市大学戦を迎えてほしいと思う。
一ヵ月後のさらに大きくなった南山大学CRUSADERSを期待して終わりとします。
前出ろ、CRUSADERS!!

(レポート By 01生 小高氏)

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10/2(日) 四日市ドーム 13:45 Kick Off
天候:晴 観客数:280人

大学名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

南山大学

14 14 7 0 35

四日市大学

0 0 0 0 0


<得点経過&スタッツ>

Q

Time

Team

Play

Player

Yds

PAT

Player

G/NG

1

4:19 南山 RUN #30 大野 27 K #16 山内 G

1

9:45 南山 RUN #30 大野 1 K #16 山内 G

2

8:14 南山 PASS #17 菅本

#9 近藤
14 K #16 山内 G

2

11:20 南山 PASS #17 菅本

#9 近藤
10 K #16 山内 G

3

5:18 南山 RUN #25 服部 8 K #16 山内 G


南山大学

VS

四日市大学

5 タッチダウン 0
5-5 PAT(1Point) 0-0
0-0 PAT(2Point) 0-0
0-0 FG 0-0
0 Safety 0

12
(6-5-1)
1st Down
(ラン-パス-反則)
4
(4-0-0)
22-139yds
(22-9-0)
パス回数-獲得ヤード
(試投-成功-インタセプト)
12-20yds
(12-3-2)
31-187yds ラン回数-獲得ヤード 34-79yds
53-326yds 攻撃回数-獲得ヤード 46-99yds

3-▼35yds 反則回数-損失ヤード 4-▼25yds
0-0 ファンブル回数-喪失 1-1


<GAME REPORT>


10月2日(日)、四日市ドームにおいて、東海リーグの一部校がそろう中、四日市大学との試合が行われた。
四日市大学は昨秋のリーグ戦で、勝利はしたものの内容では完全に上まわられた相手である。
しかし、関西Div.1への昇格という目標をしっかりと見据え、これまでやってきたことを全て出し、目の前の敵に対して今期のCRUSADERSの姿を見せて欲しいところである。


四日市大学のキックオフにより、自陣25ヤードからCRUSADERSオフェンスがスタート。
QB#17菅本率いるオフェンスは、2 by 2WR、1back隊形から、エースRB#30大野のプレーで1stダウンを更新するが、続けてゲインできずパント。
P#13金井のナイスパントで敵陣5ヤード、ディフェンスと入れかわる。
四日市大学オフェンスの1stシリーズをかわったCRUSADERSディフェンスがきっちり止め、敵陣内でオフェンスにボールを渡す。
敵陣40ヤードからCRUSADERSオフェンスはPro I隊形から2プレーで1stダウン更新、次のプレー、OLのあけた走路をRB#30大野が30ヤードほど走りきってこの試合1本目のタッチダウンを奪う(PAT成功、7-0)。
CRUSADERSのキックオフにより、四日市大学自陣38ヤードからの四日市大オフェンスは中央へのランプレーを繰り出す。
タックルが決まらずゲインを許すこともあったが、LOSをぬけたCRUSADERSのDL陣がプレーを粉砕、3rd&アウトでパントに追い込む。
変わったCRUSADERSオフェンスは、RB#31竹腰の中央ラン、WR#1佐藤へのパスなどで1stダウンを重ね、スクリーンパスを受けとったRB#30大野が四日市大DB陣をふりきって50ヤードほどロングゲインしゴール前3ヤード、これもRB#30大野が中央へ突っ込みタッチダウンをあげる(PAT成功、14-0)。
CRUSADERSキックオフ後の四日市大オフェンスの反撃も、DE#77加賀、NG#91宮島などのタックルでつぶしパント。
これをキャッチしたRET#9近藤がサイドラインをかけあがりタッチダウンかと思われたが、ラインを割っておりボールデッドとなる

つづくCRUSADERSオフェンス中に第2Qに入る。
この試合FBからTEにまわった#90前村へのパスなどでゲインするが、PRO I隊形からパスを投げようとしたQB#17菅本がサックを受けファンブルロスト、四日市大に攻撃権が移る。
しかしCRUSADERSディフェンスはLB#24梅村、LB#10野村らの速いタックル、DE#95近藤のロスタックルなどでおさえ、オフェンスと交代する。
かわったオフェンスは自陣25ヤードから、RB#25服部のナイスランを中心にゲインを重ね、最後はCRUSADERSのホットライン、QB#17菅本からWR#9近藤へのプレーアクションパスでタッチダウンとする(PAT成功、21-0)。
つづくCRUSADERSキックオフ後の四日市大オフェンス3プレー目に放ったパスを、センスフルなスピード派LB#24梅村が地面すれすれでインターセプト、すぐさまオフェンスに移る。

CRUSADERSオフェンスは思うようにゲインできずパントとなるが、ここでもP#13金井が見事なコントロールパントを見せ、敵陣5ヤードとする。
CRUSADERSディフェンスは四日市大オフェンスをパントに追い込み、RET#1佐藤の好リターンで敵陣ゴール前11ヤード、CRUSADERSオフェンスはWR#9近藤がパスキャッチ後5ヤードを走りきってタッチダウン(PAT成功、28-0)。
キックオフ後のディフェンスは#41山田らLB陣の速いタックルでしとめ、前半を終了する。
ここまでオフェンスはタッチダウン4本、ディフェンスはノーフレッシュであった。

後半、CRUSADERSのキックオフにより試合再開。
四日市大オフェンスのパスが決まり、QBスニーク、ダイブでこの試合初めて1stダウン更新を許す。
この後もCRUSADERSディフェンスのフロントがブロックされゲインをされる場面も見られたが、四日市大オフェンスのパスをDE#93近藤がディフレクト、高く宙に浮いたボールをLB#10野村がインターセプトする。
後半からCRUSADERSディフェンスを率いるのはQB#18宮川、自陣46ヤードからいきなりロングパスを2本放つが失敗、相手の反則もあり、ランパス、またQB#18宮川自らが走ってのロングゲインなどで敵陣ゴール前8ヤードに迫る。
これをオプションピッチをもらったRB#25服部が走って後半最初のタッチダウンとする(PAT成功、35-0)。
CRUSADERSキックオフの後、ディフェンスはDT#93金子のロスタックルなどであぶなげなく四日市大オフェンスの中央を中心としたランプレーを止める。
CRUSADERSオフェンスは続々と二回生をはじめとした控えメンバーが投入され1stダウン更新をするが攻めきれず、オフェンス、ディフェンス双方パントを繰り返す中で第4Qをむかえる。

CRUSADERSオフェンスが攻めきれずパント、このときロングスナップが浮きP#13金井をオーバーする。
しかし金井は冷静に処理して蹴り、これを四日市大RETがキャッチミスし、DE#95近藤がリカバー。
相手のミスを確実に得点につなげたいところであったが、ここでもやはりCRUSADERSオフェンスは精彩を欠く。
つづくCRUSADERSディフェンス、こちらも若手が続々登場する。
反則や四日市大オフェンスのギャンブルなどもあり1stダウン更新を3回許すが、最後はパスをDT#92前田のラッシュで浮かせ、SF#13金井がインターセプトし自陣36ヤードまでリターンする。
CRUSADERSオフェンスは最後の得点を狙うが、攻めきれずパントを蹴ったところで試合終了のホイッスルが鳴った。

今日の試合でも、ファンブル、タックルミスなどやってはいけない初歩的なミスがあった。
控えメンバーが入ったとはいえ、オフェンス、ディフェンスともに精細を欠く場面が多々見られた。
三試合が同会場で行われたため、中京大、名城大、名古屋大がそろったが、やはり強い。
彼らの眼には今日のCRUSADERSはどう映ったのだろうか。

次節、名古屋大学も、足元をすくわれる、というレベルではない。
もはや同等に勝ちにくる敵である。
CRUSADERSは更なる上を目指してより濃い練習を続けて欲しい。
今日出場した下回生もさらに奮起して活躍することを期待する。
チーム力を上げ、リーグ優勝、そして関西へ突き進め!

(レポート By 01生 矢神氏)

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10/10(祝) 各務原スポーツ広場 13:30 Kick Off
天候:曇り 観客数:380人

大学名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

南山大学

14 7 7 0 28

名古屋大学

0 0 7 0 7


<得点経過&スタッツ>

Q

Time

Team

Play

Player

Yds

PAT

Player

G/NG

1

7:45 南山 RUN #17 菅本 4 K #16 山内 G

1

11:32 南山 RUN #17 菅本 1 K #16 山内 G

2

7:09 南山 PASS #17 菅本

#9 近藤
5 K #16 山内 G

3

0:25 南山 RUN #30 大野 55 K #16 山内 G

3

10:20 名古屋 RUN #17 17 K
G


南山大学

VS

名古屋大学

4 タッチダウン 1
4-4 PAT(1Point) 1-1
0-0 PAT(2Point) 0-0
1-0 FG 0-0
0 Safety 0

13
(10-3-0)
1st Down
(ラン-パス-反則)
10
(1-6-3)
15-105yds
(15-9-1)
パス回数-獲得ヤード
(試投-成功-インタセプト)
37-194yds
(37-7-2)
42-239yds ラン回数-獲得ヤード 23-46yds
57-344yds 攻撃回数-獲得ヤード 60-240yds

6-▼48yds 反則回数-損失ヤード 5-▼25yds
0-0 ファンブル回数-喪失 1-1


<GAME REPORT>


「名古屋大学、レシーブ」

この言葉と共にスタートした、10月10日(月)、13:30分に各務原スポーツ広場で行われた名古屋大学戦。
名古屋大は先日名城大を倒した相手である。
天候は曇り時々雨。小雨の降る中、試合の火蓋が切って落とされた。

CRUSADERSのキックラッシュから始まった試合。突如としてそれは起こった。
名古屋大に大きくゲインをされたかと思った矢先に、#22谷口が相手リターナーのボールめがけて、いつも通りの戦車タックルをかました途端に、いつも通り相手リターナーはたまらずファンブル。
それを#99横地伸夫が、がっちり抑え、CRUSADERSに一気にモメンタムを持ってきた。

さぁCRUSADERSオフェンス。ここで一気に行きたい所。
#9近藤賢一などがきちんとキャッチするも、一度もフレッシュできずに、すぐさまパントに追い込まれる。
そして今度はCRUSADERSアニマルディフェンスが名古屋大のオフェンスをすぐさまパントに追い込み、それを#1佐藤が丁寧にリターンをし、CRUSADERSオフェンスが絶好のポジションからスタート。
#9近藤賢一のキャッチなどで、ゴール前まで攻め入るも、そこからパス、ランを阻まれここでCRUSADERSフィールドゴールを選択・・・が、しかしこのフィールドゴールは失敗に終わる。
ここから名古屋大オフェンスにジワリジワリと攻め入られ、嫌な雰囲気が立ち込めようとしていた、そんな時だった。
俺がやらねば誰がやる、#11山本悠のインターセプトが決まり40ヤード近くを走り一気にゴール前まで走り、彼の華麗なガッツポーズと共に攻守交替となる。
ここをオフェンスが#30大野、そして最後は#17菅本のナイスな走りによりタッチダウン。(PAT成功、7-0)

続く名古屋大のキックオフリターンを南山大キックラッシュがしっかり相手のリターンを抑えたかと思うと、名古屋大オフェンスを#77加賀の低いタックルや、#13金井が目にも止まらぬ早いタックルでゲインを許さずパントに追い込む。
CRUSADERSオフェンス自陣60ヤード付近からのスタート。
ここでCRUSADERSオフェンスにモメンタムを引き寄せたのが、#30大野。
NFL級のスーパーキャッチが決まったかと思えば、#40赤石の真のエースは俺だと言わんばかりの走りを見せつけ、そして最後は#17菅本の関西風な走りによりタッチダウン。(PAT成功、14-0)

CRUSADERSキッキングチームがキックを丁寧に処理し、名古屋大オフェンスを#93金子のタックルなどによりゲインを許さず、すぐさまCRUSADERSオフェンスにつなぐ。
ここから#30大野の神風ラン、#8原口のキャッチ、#30大野のランとつなぎ、そして最後は#9近藤賢一へのパスが決まりタッチダウン。(PAT成功、21-0)

そして、このあたりから名古屋大のオフェンスはパス重視のオフェンスとなる。
しかし、CRUSADERSアニマルディフェンス。ディフェンスラインのQBへのハードなプレッシャー、そして#11山本悠のナイスなパスカットなどにより、名古屋大オフェンスを抑え込む。
すぐさまCRUSADERSオフェンスの攻撃になり、もう一本タッチダウンと思われた矢先に、ここで痛恨のインターセプトをくらってしまう。
が、しかし名古屋大オフェンスのプレーを#11山本悠などの活躍によりきっちり抑えるなどして、前半終了。

後半はCRUSADERSのリターンから始まり、リターナーの#9近藤賢一がビックゲインしたかと思うと、ちょっと待て、ビックゲインをするのは俺だと言わんばかりに、#30大野が開始早々の一発目のプレーで50ヤード近くを走り抜けタッチダウン。(PAT成功、28-0)

そして名古屋大のリターンをしっかり抑え、名古屋オフェンスの攻撃。#99横地伸夫などのQBへのハードなプレッシャーなどにより、またもやすぐさまパントか・・・と思いきや、名古屋大QBの執念のロングパスが決まり、一気にゴール前まで攻め込まれてしまう。
が、またもここで、#11山本悠がこれでもかと言わんばかりに、ゴール前で2連発のパスカットをし続け、相手にタッチダウンを許さない。
名古屋大オフェンス、4thの攻撃はプレーを選択。
緊張の走る中、#11山本悠が今日の主役は俺だと言わんばかりのパスカットをし、相手にタッチダウンを阻止した。

CRUSADERSオフェンスの攻撃。1度はフレッシュしたものの、後が続かずパントに追い込まれる。
そしてこのパントの時だった。#19樹神の地鳴りのようなハードタックルが決まり、観客を大いに盛り上げた。
そして#19樹神の興奮さめやまぬ時に、すぐさま名古屋大オフェンス。そしてまたもや、名古屋大のロングパスが決まってしまい、またインターフェアなどを取られズルズルとゴール前まで攻め込まれ、ここでリーグ戦初のタッチダウンを取られる。(PAT成功、28-7)

そして名古屋大のキックラッシュ。
オンサイドをケアしていたのにも関わらず、オンサイドを決められてしまう。
そしてまたもや、ロングパスを通され、すぐさまゴール前へ攻め込まれる。
が、ここをCRUSADERSディフェンスがしっかり止め、またもや4thに追い込む。
ここをCRUSADERSディフェンスは冷静に処理をし、相手のタッチダウンを阻止した。こここで第3Q終了。

CRUSADERSオフェンスはそろそろもう一本欲しいとこだが、名古屋大の気迫のディフェンスの前にすぐさまパントに追い込まれてしまう。
そして名古屋大の60ヤード近いロングパスをまたもや決められるが#77加賀、#91宮島、#93金子などの執念のディフェンスによりすぐさま4thに追い込む。
そして、なんとしても逆転したい名古屋大は4thギャンブルを選択する。
ここで名古屋大のQBがドロップバックをした瞬間に、CRUSADERSのディフェンスライン#77加賀、#99横地伸夫、そして#5加藤(ジョン)の強烈なプレッシャーに堪らず、QBのボールが浮いてしまう。
ここを南山大のパスカバーの貴公子#41山田がインターセプト!そしてインターセプトが決まり、#41山田の走っている前を、遠く後ろの方から#41山田の為に#11山本悠が全速力で走ってきて壁になろうとしていた姿は、とても印象的だった。
そして最後に南山大のオフェンス。フェイクの天才#17菅本のランで相手ディフェンスを翻弄するも、ここで第4Q終了。

これからが関西昇格への正念場。
まずは名城大と中京大。
4年生はどんなにあがいてももうアメフトをできるのは2ヶ月足らず。
下回生はどんあにあがいても、4年生とプレーできるのは2ヶ月足らず。
選手同士お互いの想い、OB、OGからの想い、今のチームを応援してくれる人達の想いをもっと感じよう。

もっと前へ出ろ、CRUSADERS。

(レポート By 01生 鶴田氏)

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10/22(土) 港サッカー場 13:30 Kick Off
天候:曇 観客数:発表無し

大学名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

南山大学

0 0 6 0 6

名城大学

0 0 0 0 0


<得点経過&スタッツ>

Q

Time

Team

Play

Player

Yds

PAT

Player

G/NG

3

3:24 南山 RUN #17 菅本 22 K #8 原口 NG


南山大学

VS

名城大学

1 タッチダウン 0
1-0 PAT(1Point) 0-0
0-0 PAT(2Point) 0-0
0-0 FG 0-0
0 Safety 0

6
(3-2-1)
1st Down
(ラン-パス-反則)
4
(4-0-0)
13-36yds
(13-7-0)
パス回数-獲得ヤード
(試投-成功-インタセプト)
5-1yds
(5-2-0)
35-106yds ラン回数-獲得ヤード 37-135yds
48-142yds 攻撃回数-獲得ヤード 42-136yds

6-▼35yds 反則回数-損失ヤード 7-▼60yds
0-0 ファンブル回数-喪失 0-0


<GAME REPORT>


10/22(土)、名古屋市港サッカー場において秋季リーグ第5戦、名城大学GOLDEN LIONS戦が行われた。
名城大学といえば言わずと知れた宿敵であり、東海リーグ完全制覇・関西リーグ昇格を目標にするCRUSADERSにとって超えなければならない大きな壁の一つである。
冬を思わせる冷たい風が吹く中試合は開始された。

1Q CRUSADERS#16山内のキックにより試合開始。
CRUSADERSカバーチームがしっかり押さえ名城大自陣20ヤード付近からの攻撃開始となるが、第1プレーでいきなり名城大RB#41のオープンプレーにより50ヤード近くのロングゲインを奪われる。
しかし落ち着きを失わなかったCRUSADERSディフェンスはその後の名城大オフェンスのオフタックルプレーやダイブプレーを早い集まりで押し込み4thダウンに追い込む。
ここで名城大オフェンスはギャンブルを選択してきたが、そのブラストプレーをNG#91宮島が気迫のタックルで止め攻撃権を奪い返し、自陣25ヤード付近からCRUSADERSオフェンスが攻撃を開始する。

CRUSADERSオフェンスはスプレッド体型からのラン・パスを試みるも、名城大ディフェンスに止められパントとなる。
名城大自陣20ヤードからの攻撃を迎え撃つCRUSADERSディフェンスだが、名城大看板プレーのパワーオフタックルによりダウン更新を許す。
しかしDE#99横地の高速インチャージによりオプションプレーをロスタックルに仕留めるなど粘りを見せ再びパントへと追い込む。
自陣25ヤード付近から攻撃権を得たCRUSADERSオフェンスはスプレッド体型からのダイブプレー、プロ体型からのオフタックルプレーなどによりゲインを重ね、QB#17菅本からWR#9近藤のパスを通し50ヤードラインまで攻め込む。
勢いに乗りたいCRUSADERSオフェンスはプロ体型からオプションプレーやエースRB#30大野のオープンプレーによってゲインを稼ぎ、敵陣35ヤードまで進み、スプレッド体型からのパス失敗となったところで1Q終了。


2Q 敵陣35ヤードまで攻め入ったCRUSADERSオフェンスはなおも攻撃を重ねるが、QBをモーションさせるスペシャルプレーを名城大ディフェンスの早いパシュートによりロスタックルに決められ、またしてもパントに。
しかし続く名城大オフェンスの攻撃をDE#77加賀の鋭いヒット、LB#10野村、#55尾崎のナイスタックルを決め早々とパントに追い込むことに成功。
攻撃権を得たCRUSADERSオフェンスも効果的なゲインを奪うことはできずパントに。
その後両チームともに守備陣が健闘しパントの蹴り合いとなり、そのまま前半終了となる。
前半を通じCRUSADERSは自陣からの攻撃を強いられる苦しい展開となったが、ディフェンス陣が素早い集まりで圧倒して失点を許さず、守備戦といった展開になった。
後半こそいつものような爆発的な得点力に期待したい。


3Q 名城大キックにより試合再開。
CRUSADERSオフェンスはQB#17菅本からWR#1佐藤、#9近藤へのパスを決めゲインを稼ぐが、名城大ディフェンスのブリッツ守備の前にインテンショナルグラウディングの反則を取られるなどリズムに乗り切れずまたもパントに。
50ヤードライン付近からの名城大オフェンス、ショットガン体型に切り換えQBキープやドロープレーを狙うがここもCRUSADERSディフェンスがきっちりと止めて攻撃権を取り返す。
CRUSADERSオフェンスは自陣20ヤードという苦しいフィールドポジションからの攻撃開始だが、名城大ディフェンスのパーソナルファウルの反則にも助けられ、ドライブを続ける。
そして自陣45ヤードからRB#40赤石へのパスをヒットさせ名城大陣45ヤードまで前進することに成功する。
ようやく敵陣に進入したCRUSADERSオフェンス、QB#17菅本がオプションプレーによりブリッツ・マンツーマン守備を敷き開いた名城大ディフェンスの左オープンを駆け上がり25ヤードのロングゲインを奪い、敵ゴール前20ヤードまで攻め込む。
浮き足立った名城大ディフェンスはすかさずタイムアウトをとる。
タイムアウト終了後のファーストプレー、CRUSADERSオフェンスは先ほどと同じQB#17菅本のオプションキープにより20ヤードの独走タッチダウンを奪う。(PAT失敗、6-0)
苦しいシチュエーションに耐え、ようやく得点を上げたCRUSADERS、このリードを守りきることができるのか?
CRUSADERSキックにより試合再開となる。
先ほどのタッチダウンをナイスブロックで影から支えたWR#88北川がキックオフカバーでも活躍し、スピードを活かしてソロタックルを決める。
続く名城大オフェンスシリーズに対してもツイン体型からのスウィーププレーをLB#41山田の素早いタックルによりロスさせるなどゲインを許さない。
名城大のパントとしたところで3Q終了となる。


4Q 4Qに入っても守備戦の展開は変わらず、CRUSADERSオフェンスも名城大ディフェンスのブリッツや早いパシュートの前に大きなゲインを奪うことができない。
CRUSADERSディフェンスも集中力は切れず、LB#55尾崎がオープンブリッツにより自身初となるQBサックを決めるなど6点のリードを死守する。
ディフェンス陣の健闘に応えなんとか追加点を挙げたいCRUSADERSオフェンスだが、ラン・パス共に止められ、時間を1分ほど残し名城大オフェンスに攻撃権を譲ることに。
後がない名城大オフェンスは逆転を狙うため、自陣10ヤードからショットガン体型を敷きパスを狙ってくるがCRUSADERSディフェンスラインにプレッシャーをかけられ失敗に終わる。
そして試合終了と同時に放ったパスをCRUSADERSDB#13金井がインターセプトに仕留め、試合終了となる。


試合全体を通じ、自陣深くからの攻撃を強いられたが、オフェンス陣はよく耐え少ないチャンスを掴んで決勝点を挙げた。
ディフェンス陣も試合終了の瞬間まで集中力、闘志を絶やすことなく名城大の強力オフェンスを完封した。
これで対名城大戦は昨年のプレーオフから2連勝。
リーグ戦も5戦全勝で次戦に完全優勝をかけ挑むことができる。
しかし関西リーグ昇格を目標にし、又、次戦の相手中京大学の本気になった時の強さを知る現役選手達に油断はまったく無い。
これから3戦、相手はさらに強くなっていく一方だが、雑草魂を完全燃焼して自信を持って強い相手と戦えることを楽しみ関西1部の壁を打破してほしい。
あと3歩前出ろっ!CRUSADERS!!

(レポート By 01生 白木氏)

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11/5(土) 瑞穂ラグビー場 13:30 Kick Off
天候:晴 観客数:960人

大学名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

南山大学

0 0 7 0 7

中京大学

14 0 0 0 14


<得点経過&スタッツ>

Q

Time

Team

Play

Player

Yds

PAT

Player

G/NG

1

10:24 中京 RUSH #6 3 K
G

1

11:50 中京 PASS #18 → #27 6 K
G

3

11:40 南山 RUSH #40 赤石 1 K #8 原口 G


南山大学

VS

中京大学

1 タッチダウン 2
1-1 PAT(1Point) 2-2
0-0 PAT(2Point) 0-0
0-0 FG 0-0
0 Safety 0

8
(1-5-2)
1st Down
(ラン-パス-反則)
14
(10-3-1)
17-95yds
(17-9-2)
パス回数-獲得ヤード
(試投-成功-インタセプト)
10-78yds
(10-6-0)
36-168yds ラン回数-獲得ヤード 39-179yds
53-263yds 攻撃回数-獲得ヤード 49-257yds

14-▼100yds 反則回数-損失ヤード 9-▼65yds
0-0 ファンブル回数-喪失 0-0


<GAME REPORT>


11月5日、名古屋市瑞穂ラグビー場にて、リーグ最終戦、中京大学との試合が行われた。
実力が拮抗するライバルとの、単独全勝優勝をかけた大一番である。
フィールド、スタンドの異様な熱気を反映するような、11月とは思えない気温の中、関西に挑む切符をかけた闘いが始まった。


1stQ、中京大学のキックオフにより試合開始。
自陣16ヤードからスタートしたCRUSADERSオフェンスは、QB#17菅本のキープやRB#40赤石のオープンランなどでファーストブレイクを試みるが、FD更新には至らずパント。
これをいきなり中京大RETが南山大陣15ヤードまでビッグリターンしヒヤッとしたが、中京大のラフィングザキッカーの反則でCRUSADERSのFDとなる。
しかしオフェンス、スペシャルチームにかかわらず、中京大学というチームは常に一発の脅威を秘めていることを改めて思い知らされる。
この後CRUSADERSオフェンスはWR#1佐藤へのパスやQB#17菅本のランでFDを更新するが、続けて攻めきれずパント、攻守交替。
敵陣10ヤードから始まる中京大オフェンスを迎え撃つCRUSADERSディフェンスは、中央、オフタックルのランをDL#93金子などのタックルで止める。
続くプレー、ツインレシーバー、FLモーションからのシザーズで、15ヤードほどゲインを許す。
中京大はこのシザーズ、またそれをフェイクに使ったラン、パスでゲインを重ねる。
CRUSADERSはタイムアウトをとり、次の中央ランをLB#10野村の速いタックルで止めるが、続くプレーで50ヤードのロングパスを決められゴール前3ヤード。
これを両TE、3BacksからのオフタックルでTDを許す(PAT成功、0-7)。
中京大キックオフ、一本取り返して仕切りなおしたいCRUSADERSオフェンスは自陣25ヤードからスタート。
QB#17菅本の気持ちが焦ったか、サイドラインに逃げながら不用意に放ったパスはインターセプト、自陣30ヤードで中京大に攻撃権が移る。
こういうときこそディフェンスが踏ん張ってオフェンスにボールを渡したい。
しかしオープンランや、シザーズを軸にしたランプレーでゲインを許す。
また、インターフェアのコールをきっかけに罰退、ゴール前5ヤード。
ここも中京大は両TE、3Backsからのオフタックルプレーを繰り出すが、LB#10野村、SF#13金井の渾身のタックルでロスさせる。
しかし次のプレーでプレーアクションパスを決められ、2本目のTDを許す(PAT成功、0-14)。
中京大キックオフ、CRUSADERSオフェンスは自陣20ヤードからスタート。ここで1stQが終了。


2ndQ、QB#17菅本やRB#40赤石のラン、WR#1、#9近藤へのパスなどでFDを重ねるが攻めきれずパント。
中京大オフェンスは中央、オープンのランにタックルミスも絡み、またシザーズをフェイクしたパスでゲインを重ねるが、CRUSADERSディフェンスが何とか止め、パント。
この後、CRUSADERSオフェンスは歯車がなかなか噛み合わず、ドライブには至らない。
一方ディフェンスはゲインを許しながらも、DL#99横地、LB#41山田のタックルやSF#13金井のすばやい上がりによるランサポートで踏みとどまる。
このまま2ndQは終了し、前半は0-14で折り返す。

3rdQ、CRUSADERSのキックオフにより試合再開。
中京大陣36ヤードからスタートした中京大オフェンス、シザーズフェイクのパスや中央ランなどでFDを更新するが、CRUSADERSディフェンスが集まって止め、パント、南山大陣20ヤードで攻守交替。
ここから、ついにCRUSADERSオフェンスの反撃が始まる。
オプションをキープしたQB#17菅本が30ヤードのロングゲイン、かと思われたがこれは背後ブロックの反則があり自陣35ヤードまで。

続いて、後半から登場したエースRB#30大野のオフタックル。
そしてプレーアクションパス、QB#17菅本が浮かせたリードボールをエースWR#9近藤がスーパーキャッチし、20ヤードゲイン。
さらに#30大野、#40赤石両RBのオフタックル、オープンのランでゴール前20ヤード。
WR#9近藤へのパスでゴール前7ヤード。
RB#30大野のオフタックルでゴール前インチ。
RB#40赤石が中央へ突っ込み、待望のTD、反撃の狼煙を上げた(PAT成功、7-14)。
CRUSADERSキックオフ、中京大オフェンスはパスやドロープレーでFDを更新するが、オフタックルランをDL#95近藤らのロスタックル、QBブーツレッグを中央へ追い込んでのロスタックルなどでパントに追い込む。


4thQ、CRUSADERSオフェンスは自陣15ヤードからスタート。
WR#9近藤へのプレーアクションパスで自陣25ヤード、WR#88北川へのパスで自陣44ヤード、QB#17菅本のオプションキープで敵陣に入りかけるが、CRUSADERSにエンクローチメントの反則があり4thダウン10。
ここでCRUSADERSオフェンスはギャンブルを選択。
WR#9近藤へのパスがヒットしFD獲得!さすがホットライン!かと思いきやCRUSADERSホールディングのイエローフラッグが飛んでいた。
やむなくパントを蹴り、攻守交替。
失点は絶対に許されず、また一秒でも早く時間が欲しいCRUSADERSディフェンス、一度FD更新を許すが、スピードとパワーある中京大#6、#44の両RBを魂で止める。
中京大オフェンスの反則がかさみフィールドポジションは優位になるが、その分プレー時間だけ時間を消費してしまう。
中京大パントの前にCRUSADERSはタイムアウト、残り1分30秒ほどでCRUSADERSオフェンスは最後のドライブに全てをかける。
同点ならば、勝利は逃すが単独優勝が決まる。

自陣36ヤードからスタート。
WR#19樹神へのパス成功、RB#40赤石のドロープレー、この間ボールはインバウンズで時計は止まっておらず、CRUSADERSはタイムアウトをとる。
QB#17菅本のスクランブルで敵陣45ヤード。
続くプレー、ここまで我慢して温存したトリックプレーが飛び出す。
RB#40赤石のオープンからWR#88北川がリバース、逆サイドへ駆け上がりFD更新、敵陣27ヤード、CRUSADERSはタイムアウトをとり時計は残り23秒。
パス失敗をはさみ、ここでもトリックプレー、ヒッチパスをキャッチしたWR#88北川がRB#40赤石へトス、あまりゲインはなかったがサイドラインを割って時計を止める。
続いてWR#9近藤へのパスがとおり20ヤードゲイン、中京大はたまらずタイムアウトをとる。
ゴール前6ヤード、残り6秒。両校の意地が激突、会場内のボルテージは最高潮に達していた。
パス、WR#9近藤がエンドゾーン左奥に走りこむ。
QB#17菅本から放たれた、CRUADERS全員の魂を乗せたボールは、近藤の手ではなく、無情にも中京大ディフェンスの手の中に納まった。
攻守交替、CRUSADERSディフェンス全員がボールに向かったが、中京大オフェンスのニーダウンで試合終了のホイッスルが鳴った。

結果的に、1thQの2TDが勝敗を決めた。
後半のオフェンスドライブ、ディフェンスの踏ん張り、プレイオフにつなげて欲しい。
敗戦で学ぶことは山ほどある。
反省を生かし、勝利へ突き進もう。
まだ終わっていない。
これで終わるCRUSADERSであるわけがない。
これで終われるわけがない、誰よりも選手、四回生たちが思っている。

前出ろ!まだまだ前出ろっ!!CRUSADERS!!

(レポート By 01生 矢神氏)

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11/13(日) 大垣市浅中公園総合グランド 12:00 Kick Off
天候:晴 観客数:413人

大学名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

南山大学

14 6 0 0 20

中京大学

0 0 0 7 7


<得点経過&スタッツ>

Q

Time

Team

Play

Player

Yds

PAT

Player

G/NG

1

0:54 南山 RUSH #17 菅本 43 K #8 原口 G

1

4:33 南山 PASS #17 菅本

#30 大野
37 K #8 原口 G

2

8:23 南山 PASS #17 菅本

#9 近藤
42 K #8 原口 NG

4

3:45 中京 RUSH #6 1 K #21 G


南山大学

VS

中京大学

3 タッチダウン 1
3-2 PAT(1Point) 1-1
0-0 PAT(2Point) 0-0
1-0 FG 0-0
0 Safety 0

8
(4-1-3)
1st Down
(ラン-パス-反則)
12
(5-7-0)
9-113yds
(9-6-1)
パス回数-獲得ヤード
(試投-成功-インタセプト)
33-109yds
(33-16-0)
39-211yds ラン回数-獲得ヤード 27-89yds
48-324yds 攻撃回数-獲得ヤード 60-198yds

5-▼15yds 反則回数-損失ヤード 5-▼35yds
1-0 ファンブル回数-喪失 0-0


<GAME REPORT>


「7-0で中京大学レッドパンサーズの勝利」・・・この屈辱的な昨年のプレーオフから早や一年。
そして、瑞穂競技場の敗戦から一週間。
もはや戦うことを運命付けられたような南山大学CRUSADERSと中京大学RED PANTHERS。
両校の選手がサイドラインに並び、主将#55尾崎と副将三人が中央に歩いてゆく。
そしてコイントス・・・「南山大学レシーブ」。
そして、主将の合図とともに選手全員がサイドラインから猛然と駆け寄り、東海一大きなハドルを作り、「1・2・3WINS!!」何が何でも勝つことを全員で一丸となり再確認し、ハドルがとけた。試合開始。


第1Q開始。しょっぱなから全開のCRUSADERSは#1佐藤のスルスルランによりビックゲインし、優位な位置からオフェンスがスタート。
1プレイ目は#52浅野を中心とするラインズの力を信用したパワープレイで堅く5y程ゲインすると、2プレイ目で、「負けるのはもうたくさんや!」。
そんな声が聞こえてきそうな、#17菅本タスクの関西風な走りにより、見事にラインジャッジの両手が上がった。「TOCH DOWN!」バックスタンドの多くのCRUSADERS FAMILYが盛り上がる。これにより7-0(PAT成功)


代わったディフェンスは#41山田の隠れたファインプレーと全員の集まりにより、優位な位置でオフェンスに渡すと、いきなりエース(あえて名前はもう言いません)のオープンランにより1st down。
続くシリーズの3rd downでスクリーンプレーを試みると、ROCKETS(OL)の柱#52浅野と#50山口のナイスゴロゴロブロックにより、道が開くと、後は「神様、仏様、大野様」がそのホールをスパーッンと走りぬけ連続TOCH DOWN!これにより14-0(PAT成功)バックスタンドの興奮は止まらない。

ディフェンスもランには、#99アニマル横地の狂喜乱舞タックル。
パスには#77加賀の闘魂ラッシュと#13金井の40yds4.2秒の世界を持つスピードタックルにより中京大オフェンスを3回でピシャリとシャットアウト!
続くシリーズオフェンスは3回で帰るも、代わったディフェンスはLB陣のタックル、そして#34鈴木のメットが取れるほどの勢いタックルで、こちらも3回で交代。
代わったオフェンスは、「今日の勝負は大野に賭けた。」と言わんばかりの大野使用で1st downを更新。
ここで第1Q終了。(14-0)

第2Q #9近藤のアフターランが炸裂し、大きくゲイン・・・と思ったところ、南山大の反則により後退。
いやーな流れである。すると次のプレイで、まさかの痛恨のインターセプト・・・。
ここで踏ん張れCRUSADERS!


こうなるとモメンタムは当然中京大に持ってかれ、代わったディフェンスも昨年のMVP#44鈴木の中央プレーをタックルミスで大きくゲインさせてしまうと、パス、シザースなどいいように決められ、G前11y。
そして痛恨のパスを決められ3rd down 1yds。
南山大の観客は誰もが諦めかけていたかもしれない。
中京大の観客は誰もがToch Downを確信していたかもしれない。
しかし、中京大の選手には、エンドゾーンが10ydsいや50yds先に見えていたことであろう。
それ程CRUSADERS DEFFENCEには「絶対止めてやる!」という気迫が感じられた。
この試合の最大のターニングポイントである。
そして注目の3rd down。中京大は中央プレーを選択。
それを我等がディフェンスリーダー#10野村の魂の串刺しタックルにより相手をあお天させロス。
残るは4th down。「何が何でも勝つ!」それを見せつけるかのように#41山田がガッツリタックル!!正直涙が出そうになった。


そして代わったオフェンスは強力ラインズにより3rd down 4yrdとすると#17菅本と#9近藤のホットラインが炸裂し、自陣G前20ydsを抜け出すもパントとなる。
しかし先程のディフェンスでつかんだモメンタムは逃げなかった。
中京大の反則により1st down更新。中京大のスキに11人のオフェンスが全員で突っ込んでいく。
焦った中京大の反則により、G前40ydsまで進むと、既に芸術の域まで達している(何度書いたであろう)#17菅本と#9近藤のホットラインにより、一気に「Toch Down!」これにより20-0(PAT失敗)

前半で一本でも追いつきたい中京大はショットガン体型で攻めるも、歴代最強セカンダリーを擁するCRUSADERS DEFFENCEには通用せず、パントとなる。
すると、いけいけのオフェンスは#40赤石の「倒れることを知らない男」の異名は俺が頂くと言わんばかりのパワフルランによりG前20yds付近まで攻め込む。しかし、FGは失敗し、ここで前半終了となる。


つかんだモメンタムを離さなかったCRUSADERS。それとは対照的にモメンタムをつかみ損ねたRED PANTHERS。 それを痛烈に感じた前半となった。後半どのような試合展開になるのであろうか。

後半開始。中京大のToch Downレベルのリターンを、#2炎の漢 市川のタックルによりToch Downを防ぐと、ディフェンスは後半早々#11パルコこと山本悠の今季三本目のインター・・・胸トラップ。
しかし、この日は#99横地伸夫の動きがよく三回で交代となる。
代わったオフェンスは前半の三本のリードを十分に活かし、ランプレイを中心に、しっかり時間を使い、ディフェンスへ渡すと、さすがに相手は中京大学!このまま黙っているようなチームではない。
ハーフタイムでしっかりアジャストし、#44の中央ラン、#6のオフタックル、#18のパスとバランスよく攻め、じわじわとエンドゾーンへ近づいていく。ここで第3Q終了。(20-0)

第4Qディフェンスはそのまま攻め込まれる。G前5ydsから必死の気迫で4th downまで耐えるも、最後は#6のオープンプレイによりToch Downを奪われてしまう。これで20-7(PAT成功)
残り7分30秒。オフェンスは時間を十分使いたいところだが、三回で交代となる。
さらにパントカバーチームもBIGゲインを許してしまう。
しかし、ここで南山大アニマルディフェンスが全員の気持ちを一つにして、踏ん張った。特に、#11山本と#13金井のプレーが目立った。

逆にCRUSADERSオフェンスは完全に足が止まってしまい、三回で交代。
中京大はショットガン体型で、勝利をもぎ取りにきた。
CRUSADERSディフェンスはじわじわ攻められるも、#24梅村の天性のアメフトセンスでパスを要所要所で防ぐと、#13金井のアタックNo.1により、中京のパス攻撃をシャットアウト!


最後はもう一度集中力を取り戻したCRUSADERSオフェンスがしっかり時間を使い、#17菅本のニーダウン!
そして長居へのカウントダウン、「5・4・3・2・1」。







遂に前に出たCRUSADERS!
南山大CRUSADERS全員でつないだ手が天に上がる!
「よっしゃー!」
南山大学CRUSADERS創部以来初の優勝である。
創部30年に相応しいチームとなった。


そして次は11月27日(日)念願の長居球技場にて関西Div2優勝校「大阪産業大学」との入替戦出場校決定戦である。
「同じチームに二度負けることはありえへん。」
西村監督の言葉通り、春屈辱を味わされた、大産大に、もう負けはごめんである。
こんなことは選手が一番強く思っている。
さあ我らが南山大学CRUSADERS、東海代表、CRUSADERS OB・OG代表、そしてCRUSADERS最大のパワーの源であるCRUSADERS FAMILY代表として、思いっきり暴れて来い!
いざ行かん!
南山、南山GO!FIGHT!WIN!GO WEST!

(レポート By 01生 小高氏)

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11/27(日) 大阪市長居球技場 11:00 Kick Off
天候:晴れ

大学名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

南山大学

0 0 0 0 0

大阪産業大学

7 0 7 0 14


<得点経過&スタッツ>

Q

Time

Team

Play

Player

Yds

PAT

Player

G/NG

1


大産 RUN #29 12 K #8 G

3

0:30 大産 RUN #29 79 K #8 G


南山大学

VS

大阪産業大学

0 タッチダウン 2
0-0 PAT(1Point) 2-2
0-0 PAT(2Point) 0-0
1-0 FG 1-0
0 Safety 0

7
(5-1-1)
1st Down
(ラン-パス-反則)
12
(7-4-1)
13-52yds
(13-6-0)
パス回数-獲得ヤード
(試投-成功-インタセプト)
12-67yds
(12-6-1)
30-96yds ラン回数-獲得ヤード 15-220yds
43-148yds 攻撃回数-獲得ヤード 27-287yds

6-▼38yds 反則回数-損失ヤード 5-▼35yds
1-1 ファンブル回数-喪失 1-1


<GAME REPORT>


「オモテ」

ここは、長居球技場。東海リーグ制覇を果たしやっと前に出たCRUSADERS。
そして11月27日、南山大史上初めて秋の長居球技場へ足を踏み入れた十字軍。
勇敢なる戦士達が今日どのようなプレーを見せてくれるのか、大きな期待が胸を膨らませた。
相手チームは大阪産業大学。春に敗戦を味わされた相手である。
この因縁の戦いを制すのはどちらになるのか・・・

そう、#55主将尾崎が選んだコイントスは「オモテ」だった。


#55主将尾崎のコイントスを得てまずCRUSADERSのリターンから始まった。
大産大の早いラッシュにあい、CRUSADERSオフェンスは自陣20yds付近からスタート。
まず今年東海の横綱#30RB大野のブルドックランから始まり、#17QB菅本の関西味のラン、そして#9WR近藤のスペシャルプレー、#88WR北川のサッカー仕込みのナイスキャッチなどにより、一気にゴール前37ydsまで進む。
しかし、あと一歩の所で4thに追い込まれる。
ここでCRUSADERSはギャンブルプレーを選択。スタンドが一気に盛り上がる。
ここで先制といきたかったが、大産大の早いタックルにあい、失敗。大産大も必死だ。


続くCRUSADERSディフェンス。
#10LB野村甚太郎がニョキッと太い腕で相手を倒したかと思えば、貴公子の代名詞こと、#41LB山田の毎度お馴染みの両手上げガッツポーズが見られるなど、ディフェンスは絶好調。
そして大産大のオプションフェイクパスを#13FS金井がナイスインターセプト!!
選手も観客席も沸き上がり、絶好の場所からオフェンスか…と思った矢先に悲劇が・・・
#13金井のインターセプト直後に大産大の選手が彼の懐に抱くボールをかき出し、痛恨のファンブル・・・
再び、大産大オフェンス。
56ydsからの攻撃となった。ここは踏ん張り所のCRUSADERS。
大産大オフェンスのオプションプレーを#77DL加賀、#55LB尾崎、#13FS金井の3人でこぼこトリオがぴしゃりとシャットアウト。
が、ここでCRUSADERSディフェンスが息切れ。
その直後に逆サイドにオプションプレーを展開され、大産大に先制のタッチダウンを奪われる(PAT成功、0-7)。


第2Q。CRUSADERSオフェンス。
#8TE原口がナイスキャッチをするも、ファーストダウンには至らず、パントへ。
パンターとしても活躍する#13FS金井が九州男児の誇りをかけたすばらしいパントにより、大産大自陣5yds付近まで追い込んだ。
もうここまでのパントを蹴れれば「神様 仏様 金井様」である。

ここで、よいところを見せたいCRUSADERSディフェンス。
#11DB山本悠のナイスカバーなどで大産大オフェンスをきっちり抑える。
相手のパントミスにも助けられ、CRUSADERSオフェンスはゴール前43ydsという好フィールドポジションより攻撃開始。
ここで、#30RBブルドック大野が鎖を引きちぎったかのように、タックルにくる大産大のディフェンスを蹴散らし一気にゴール前19ydsまで走った。
ようやく得点か、と思いきや、大産大も踏ん張る。あと一歩が足りず、CRUSADERSはフィールドゴールを選択。しかし、痛恨の失敗・・・


そして仕切り直しのCRUSADERS。
ここはディフェンスにがんばってもらいたいところ。
しかし、大産大オフェンスにロングゲイン!
タッチダウンというピンチに、#11DB山本悠がバスケ仕込みのバックステップで、器用に相手のコースをさえぎり一発を阻止。#11DB山本悠グット!
これでCRUSADERS陣ゴール前45yds付近まで一気に攻め込まれたが、ここを#77DL加賀、#13FS金井がアイシールド21でさえ通ることは不可能のような音速タックルをかまし、大産大をフィールドゴールに追い込む。
幸いにもこのフィールドゴールはゴールポストをそれ、0点。
第2Qが終了し、0-7で後半を迎えた。


後半。CRUSADERSのラッシュチームがきっちり抑え、CRUSADERSのディフェンス開始。
逆転を狙うためにも、ここはきっちり抑え、すぐにでもオフェンスにまわしたいところ。
しかし、大産大の1プレー目に悲劇が起こった。
相手チームのバンチ体系からRBにスルスルと走られ、約70ydsの独走タッチダウンを許す。(PAT成功、0-14)

気を取り直してのCRUSADERSオフェンスは自陣66yds付近からはじまるが、パッとしないまま、パントに追い込まれる。
その直後のCRUSADERSディフェンス。
#13FS金井の新幹線のようなすばやいタックル、そして#77DL加賀の大関のようなタックル、#41LB貴公子山田のQBサックがビシッと決まり、そしてお決まりのガッツポーズが決まったかと思えば。
ちょっと待てオレの背中を見ろと言わんばかりに#55LB尾崎の頭突きタックルが炸裂し、すぐさまオフェンスへ渡す。


ここで一発欲しいCRUSADERSオフェンス。しかしまたもやすぐさまパントに追い込まれる。
後半3度目のCRUSADERSディフェンス。
#13金井(もう彼に形容詞はいりません)のタックルや、相手のロングパスを#22DB谷口が「勝ちたいんや」と言わんばかりの気合で阻止したかと思えば、#11DB山本悠のナイスなランカバー、そして#10LB野村甚太郎の相手を何人もかわしてのQBブリッツが決まり、虎が大きな雄たけびをあげた。

ここで第3Q終了。
頑張れ南山大!!

そして第4Q。大産大のオプションプレーを、やってくれましたこの人。
#55主将LB尾崎。相手のオプションを翻弄し、大産大のミスを誘う、絶妙のプレーに大産大キャリアーが思わずファンブル。
#55尾崎が思いの丈、すべてをぶつける素早い動きで、転がるボールを、ガブリとリカバー!!
ターンオーバーでCRUSADERSオフェンス登場!
が、どうも波に乗れない・・・3回の攻撃の後、ギャンブルプレーを試みるも、失敗に終わってしまう。
2本のタッチダウンを許したものの、CRUSADERSディフェンスの堅守ぶりはここでも発揮され、難なく大産大オフェンスを退ける。


そしてCRUSADERS自陣ゴール前から、スタート。
#30RB大野のスクリーンプレー、そして#19WR樹神の職人芸のナイスキャッチなどによりフレッシュを積み重ねていく。
ここで時間は残り2分45秒、頑張れCRUSADERSオフェンス。
#30RB大野のブルドックランや、#8TE原口の相手をアオテンさせるブロック、そして#17QB菅本のスクランブルプレーなどによりフレッシュを重ねるも、4thに追い込まれてしまう。
そして4thギャンブル、パス不成功・・・


これで今年のCRUSADERSというチームは終了した。と同時に、来年のCRUSADERSが始動した。
試合終了と同時に皆が泣いていた。悔しくて泣いていた。
しかし、この場所へ初めてつれてきてくれた4回生に心から感謝したいと思う。
そしてこれからチームを引っ張っていく3回生。
今の気持ちを忘れずに。気持ちは少しずつ薄れていくものである。
だから何回も思い出すように。

とある人間が言っていた。

「スポーツ選手における最大の弱点は、時間の経過によるモチベーションの風化である」

頑張れCRUSADERS戦士達!!!!


(レポート By 01生 鶴田氏)

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