CRUSADERS 2011 SPRING GAME RESULT

日時
対戦校
グラウンド
キックオフ
4月24日(日)VS 四日市大学南山大学グラウンド12:30
5月7日(土)VS 立命館大学BKCグリーンフィールド14:30
5月22日(日)VS 法政大学法政大学グラウンド14:00
6月5日(日)VS上智大学南山大学グラウンド14:15
6月18日(土)VS 名古屋大学半田運動公園陸上競技場12:00

もどる



4月24日(日) 南山大学グラウンド 12:30 Kick Off 天候:晴れ

大学名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

南山大学

3 9 3 8 23

四日市大学

0 7 7 0 14


<得点経過&スタッツ>

Q

Time

Team

Play

Player

Yds

PAT

Player

G/NG

1


南山 FIELD GOAL #18 岡山 36


2


南山 SAFTY




2


南山 PASS #32藤野

#7近藤
4 K #18 岡山 G

2


四日市 PASS #16

#11
16 K #9 G

3


四日市 RUSH #18 12 K #9 G

3


南山 FIELD GOAL #18 岡山 24


4


南山 PASS #83濱本

#8林
10 PASS #83濱本

#81片桐
G


南山大学

VS

四日市大学

2 タッチダウン 2
1-1 PAT(1Point) 2-2
1-1 PAT(2Point) 0-0
2-2 FG 1-0
1 Safety 0

7
(4-3-0)
1st Down
(ラン-パス-反則)
13
(5-7-1)
30-72yds
(30-11-2)
パス回数-獲得ヤード
(試投-成功-インタセプト)
41-140yds
(41-14-2)
24-90yds ラン回数-獲得ヤード 28-78yds
54-162yds 攻撃回数-獲得ヤード 69-216yds

2-▼5yds 反則回数-損失ヤード 2-▼15yds
1-1 ファンブル回数-喪失 0-0


<GAME REPORT>


4月24日12:30、前日の大雨の影響からか、不安定な天候の中、2011 CRUSADERSの初戦が、南山大学グランドにて行なわれた。
対戦相手は昨年、東海リーグ2部に降格したが、主力メンバーが多く残り、戦力ダウンの少ない四日市大学。
主力メンバーの多くが卒業したCRUSADERSにとって、油断できない相手であるが、これまでの取り組みを存分に発揮し、勝利を勝ち取ってもらいたい。

【第1Q】
四日市大学のKick Offで試合が開始される。
すると、今季WRからRBへコンバートし、リターナーとしての活躍も期待される、#16岩崎がフィールド中央をスルスル駆け上がり、ハーフラインまでボールを運ぶ好リターンをみせる。
CRUSADERSのオフェンスを率いるQBは、昨年からコツコツと練習を重ね、着実に力を付けてきた2回生QB#32藤野。
一昨年から攻撃の軸として導入されたショットガン隊形からの攻撃だったが、四日市大学の好守によりパントに追い込まれる。
CRUSADERS新パンターはOL#51清水が抜擢された。
公式戦初となるパントはまずまずの陣地回復。
続くディフェンスは敵陣15ydsからの守備となる。
四日市大学はセットバック隊形とショットガン隊形を使い分けたランオフェンスを仕掛けたが、新スターターLB#33柴山が全プレイに絡む働きをみせ、パントに追い込む。
オフェンスはまたもハーフラインからの攻撃。ショットガン隊形からラン・パスを織り交ぜて攻めるも、フレッシュを獲得できず、パント。
続くディフェンスは、四日市大学に一度フレッシュを獲得されるものの、安定した守備ですんなりとパントに追い込む。
ディフェンス陣の頑張りに応えたいオフェンス、三たびハーフラインからの攻撃。
ここでオフェンスを縁の下から支えるOL陣が奮起する!
今季DLからOLへコンバートされた#72井田のプルブロックが炸裂!!
井田がこじ開けた走路をRB#16岩崎がコソコソっと走り抜け、15ydsゲイン!!
CRUSADERSがついに1st Downを獲得する。
OL陣が作った流れに乗り、QB#32藤野がここぞとばかりに自らボールを持ちゲインを重ね、RB#16岩崎がフレッシュを獲得!
ゴール前15ydsから1st Downの攻撃。
ここで、昨年1回生ながら公式戦に出場したRB#41岡田が2回のキャリーで9ydsをゲインし、「いよいよタッチダウンか!?」と思ったところで、QBとRBのコンビネーションが乱れ、結局フィールドゴールトライ。
これをフィールゴールキッカーを務める#18岡山が確実に決め、3点先取。(3-0)

その後のKick Offで、キックオフキッカーを務める#7近藤のキックが、四日市大学のミスも手伝いタッチバックに。
ここで第1Q終了。

【第2Q】
勢いに乗ったCRUSADERSはディフェンスが三回で四日市大学オフェンスをシャットアウト!パントに追い込む。
このパントで四日市大学はディレイオブザゲームの反則をとられる。
ここで、エンドゾーンを背負ってのスナップに緊張したのか、ボールがパンターの頭上を大きく越え、エンドゾーン内に進入!
パンターがボールを確保するが、#21池田がエンドゾーン内でタックルし、セーフティを獲得!!(5-0)

セーフティのため、さらにCRUSADERSのリターンで試合が再開される。
しかし、オフェンスがフレッシュを獲得できず攻守交替、流れを切らしてしまう。
続くディフェンスは敵陣15ydsからの守備。
パス攻撃で攻めた四日市大学だったが、CB#24牧野らのタックル&パスカバーでフレッシュを許さない。
さらに、このパントでも四日市大学がスナップミスをし、ボール処理に戸惑うパンターに、この試合絶好調の#33柴山がタックルをぶちかます!!
ディフェンスが作ったチャンスにより、CRUSADERSオフェンスはゴール前8ydsからの攻撃。
ここでQB#32藤野から、最近何かと実力以上の結果を出している、本番に強い(?)男WR#7近藤へのパスが通り、待望のタッチダウンが生まれる!!(PAT成功、12-0)

このまま勝利に向かって突き進みたいCRUSADERSだったが、ディフェンスがドロープレイなどで自陣25ydsまで攻め込まれてしまう。
そこをLB#15松田、#33柴山、CB#88田口らのタックルで何とか無失点に抑える。
この試合初めて自陣20ydsという深い位置からの攻撃となったオフェンス。
ここで、試合経験のないQB#32藤野がこれに動揺したのか、四日市大学の選手へドンピシャのパスを投じ、インターセプトを喫してしまう。
ディフェンスも踏ん張りきれず、四日市大学にタッチダウンを許してしまう。(PAT成功、12-7)

ここで前半が終了。
前半は四日市大学のミスもあり、流れをつかむチャンスが多くあったCRUSADERS。
しかし、結局流れはつかみきれなかった。
勝利の女神はどちらに転ぶかわからない・・・

【第3Q】
後半、CRUSADERS のKick Offで試合が再開される。
CRUSADERSディフェンスは四日市大学の攻撃を3回で押さえ、幸先の良いスタートを切ったかと思われたが、パントリターナー#16岩崎がまさかのキャッチミス。
そのボールを四日市大学にカバーされ、ゴール前19ydsから再び四日市大学の攻撃となる。
しかし、ここでも絶好調男LB#33柴山のロスタックルなどで得点を許さない。
続くオフェンスは自陣10ydsからの攻撃。
QBは前半の#32藤野が退き、昨年からオフェンスを率い、救世主メシアと呼ばれたイケメンQB#83濱本がついに出場。
会場の視線がQB濱本に集中する。
そのQB濱本が出場後すぐ、自らボールをもってフレッシュ獲得!!・・・かと思われたが、ボールをファンブルし、四日市大学がカバー。
四日市大学はゴール前25ydsからの攻撃チャンスをタッチダウンに結び付ける。(PAT成功、12-14)

CRUSADERSのミス連発により流れは四日市大学に傾きかける。
何とか流れを変えたいCRUSADERSオフェンスは、自陣35ydsからの攻撃。
ここで、アメリカ帰りの帰国子女WR#19前田へのショートパスや、QB濱本のスクランブルによりゲインを重ね、敵陣14ydsまで攻め込むものの、タッチダウンは奪えずフィールドゴールトライ。
これをK#18岡山が難なく決める。(15-14)

良いリズムを切りたくないディフェンスは、ハーフラインからの守備。
ここを試合中いきなりSFからLBにコンバートされた#21池田の好タックルで 3rd & Out !!
CRUSADERSが乗ってきたかに思えたが、続くオフェンスがインターセプトを喫し、四日市大学にゴール前30ydsからの攻撃をプレゼントしてしまう。
さらにディフェンスも、今季副将を務めるCB#11山内がまさかのパスインターフェアを犯し、四日市大学がゴール前20ydsまでボールを進めたところで、第3Qが終了。

【第4Q】
四日市大学ゴール前20ydsからの攻撃で第4Qが始まる。
このピンチに、CRUSADERSディフェンスは「ここで点をやったら漢(オトコ)じゃない」と言わんばかりの気迫でフィールドゴールトライまで追い込む!
さらに、そのフィールドゴールキックを#88田口の大外からのラッシュと#15松田の内からのプレッシャーによりブロック!!
そのボールを#92尾宮がカバーし、ディフェンスが会場を沸かせる!!
オフェンスは漢(オトコ)をみせることができるか?自陣20ydsからの攻撃。
CRUSADERSオフェンスはラン・パスをバランス良く使い、フレッシュを重ねていく。
しかし、ハーフラインまで進んだところで、四日市大学のディフェンスに対応され、パント。
このパントで#51清水が好パントをみせ、ディフェンスは敵陣5ydsからの守備となる。
四日市大学オフェンスはエンドゾーンを背負った攻撃にも動じず、パスを中心にフレッシュを重ね、レッドゾーンを回避したかに思えた。
しかし、CRUSADERSディフェンスにはこの男がいた!!
彼が、いつまでもパスを通させるわけがない!!
ビッグプレイメーカーLB#18アキラ・オカヤマが、長身を活かしインターセプト!!
さらに、敵陣10ydsまでリターンする、ビッグの前にスーパーが付く、スーパービッグプレイで、観客のハートをわしづかみ!!
オフェンスはこのチャンスを、今までいいとこ無しだった、今季副将のWR#8林へのパスでタッチダウン!!(21-14)
さらに、残り時間と相手にタッチダウン+2ポイントコンバージョンを決められると逆転されてしまう、という、状況を考慮したコーチ陣から、2ポイントコンバージョンの指示が出る。
これをWR#81片桐へのパスで成功させる。(PAT成功、23-14)

その後、四日市大学も必死に逆転を目指すが、CRUSADERSはオフェンス・ディフェンスでしっかりとタイムコントロールし、試合終了。


勝利という結果は得たものの、お互いにミスを連発した試合で、運よく転がり込んできた勝利だと言えるだろう。
今回の試合の反省を必ずクリアにし、さらにベースアップ・パワーアップを図らなければ、2011 CRUSADERSの目指す「打倒関西」はもちろんのこと、「東海優勝」すら難しくなってしまうだろう。
秋までの練習・試合をすべて糧にし、1つ1つ石を積み上げていこう!
その先に君たちの目指すものが必ず待っている!!
みんなが期待しているぞ!!
頑張れCRUSADERS!!

(レポート By 07生 大西氏)

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5月7日(土) BKCグリーンフィールド 14:30 Kick Off 天候:晴れ

大学名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

南山大学

7 0 0 7 14

立命館大学

7 10 7 7 31




<GAME REPORT>


5月7日(土)天候晴れ、BKCグリーンフィールドにて立命館大学JVとの試合が行われた。
今年「打倒関西」を掲げるCRUSADERSにとって、この試合は現時点での関西との実力差を確認する試合でもあり、また去年の雪辱を晴らす試合でもある。

【第1Q】
立命館大学のキック、CRUSADERSのリターンにより試合開始。
自陣29ヤードよりオフェンスが攻撃を開始するもフレッシュ出来ずパントに追い込まれる。
パンターは新キックリーダー#51清水。このパントにより30ヤードほど陣地回復し敵陣45ヤードよりディフェンス開始。
ディフェンスはファーストプレイで立命館大学の落としたボールを、去年1年生ながら主力として大活躍を見せたLB#15松田のファンブルリカバー!!これにより攻守交替。
このチャンスを活かしたいオフェンスは、去年救世主として突如現れ、今年更なる成長を見せているQB#83濱本が、今年RBからWRにコンバートした#7近藤、去年からの急成長を見せているWR#89森岡へと立て続けにパスを成功させ1st downを獲得し敵陣15ヤードまで攻め込む。
ここでRB#16岩崎のスピード感溢れるランプレーでゴール前4ヤードまでボールを運び、最後はQB#83濱本が自らボールを持って走り先制のタッチダウンを奪う。
去年春、秋を通して立命館大学から得点を奪うことの出来なかったオフェンスにとって待望のタッチダウン!!
タッチダウン後のPATを並はずれた身体能力を持つディフェンスの中心選手DL・LB#18岡山が危なげなく決め7-0とリードする。

第1Q残り6分42秒、CRUSADERSのキック、立命館大学のリターンにより試合再開。
キッカーは#7近藤。自陣40ヤードからのディフェンスを2年生LB#9野口のナイスタックルなども有り3回でピシャリと抑えるも、オフェンスは1st downを獲得出来ず、自陣35ヤードからのディフェンス。
DB#21池田のナイスタックルなどがあったものの、立命館大学のランプレイを止めることが出来ずタッチダウンを許してしまい、第1Q終了。(PAT成功、7-7)

【第2Q】
自陣45ヤードからのオフェンス、QB#83濱本のスクランブルやWR#7近藤へのパスで敵陣35ヤードまで攻め込むもパントヘ。
ここで今季副将を務めるパンター#8林のパントにより敵陣3ヤードに追い込む。
敵陣深くから始まる立命館大オフェンスを3回で止めたいCRUSADERSディフェンスだが、ロングゲインなどによりフレッシュを奪われ、LB#15松田のロスタックルにより立命館大学の攻撃を断ちきるも、ボールオン30ヤードからのフィールドゴールを決められてしまう。(7-10)

前半終了まで2分11秒。CRUSADERSのリターン、リターナーは期待の俊足2回生RB#26五十嵐。
RB#26五十嵐のリターンにより自陣35ヤードからのオフェンス。
何とかいい形で前半を終えたいCRUSADERSだがフレッシュを獲得出来ずパントへ。
50ヤードからのディフェンスだが、ここで立命館大学にパスでCBの裏を突かれタッチダウンを許してしまい。前半を終了する。(PAT成功、7-17)

【第3Q】
CRUSADERSのキック、立命館大学のリターンにより後半開始。
敵陣30ヤードからのディフェンス。
要所で4回生DB#21池田やLB#15松田を鋭いタックルが見られるも、立命館大学のパスを止めることが出来ずじりじりと自陣への侵入を許し、踏ん張りきれずタッチダウンを許してしまう。(PAT成功、7-24)

自陣25ヤードからオフェンスの攻撃、QB#83濱本からWR#7近藤へのパスを成功させるもフレッシュ獲得ならず、ここで第3Q終了。

【第4Q】 50ヤードからのディフェンス、立命館大学のスクリーンパスにより大きくゲインされ得点圏内に入れてしまうと、最後はQBスクランブルによりタッチダウンを許してしまう。(PAT成功、7-31)

3回生DB#88田口のリターンにより自陣25ヤードからのオフェンス。
今年LBからRBにコンバートしたRB#27野本のランプレイによりフレッシュを獲得するも、次のプレイでQB#83濱本のパスがインターセプトされ攻守交替。
インターセプトにより悪いほうに傾いていた流れを取り戻したのはディフェンス。
春からの肉体改造で1回り大きくなり今年絶好調の4回生LB#33柴山だった。
ここで柴山が攻守交替直後のプレイでインターセプトし、そのまま25ヤードほどゲイン!!
ディフェンスのビックプレイにより取り戻した流れをつかみたいオフェンスは4th down4のギャンブルでQB#83濱本からWR#8林へのパスが通りタッチダウン!!
PATを#18岡山が決め、14-31とした。

CRUSADERSのキック、立命館大学のリターンで試合再開。
敵陣33ヤードからのディフェンス。
フレッシュは許すものの春からの走りものの成果か、試合終盤に来ても衰えない今季主将#57佐藤を中心としたDL陣の激しいラッシュによりパントに追い込み攻守交替。
ここでもう一本タッチダウンをとり意地を見せたいオフェンスであったが、ファンブルにより攻撃権を失い、ここで試合終了。

CRUSADERSにとって現時点での関西との力の差を感じることの出来た試合であったと思う。
この試合の反省を活かし目標である「打倒関西」を達成するために何が足りないのかということを考え、秋までの1日1日濃い時間を過ごす事で「東海優勝」、そして「打倒関西」を達成してくれることを期待しています。
日々、目標を見つめ練習してください。
ガンバレCRUSADERS!!

(レポート By 07生 廣中氏)

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5月22日(土) 法政大学グラウンド 14:00 Kick Off 天候:曇り

大学名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

南山大学

0 0 0 0 0

法政大学

13 14 6 14 47




<GAME REPORT>


5月22日14:00、雲行きがあやしい中、関東1部リーグ所属の法政大学との試合が法政大学武蔵小杉グラウンドで開始された。
法政大学は関東大学選手権優勝17回、甲子園ボウル優勝5回など、大学アメフト界の中でもトップクラスの選手が集まる強豪チームである。
相手に臆する事無く、全力で戦ってほしい。

【第1Q】
法政大学のkick offからゲームは開始された。
想像以上のキック力で自陣10yds付近まで飛びリターン開始。
#26五十嵐が鋭い走りを見せ1人を抜くが、法政大学のカバーチームの集まりが速く20yds付近で倒され、CRUSADERSオフェンスがスタート。
CRUSADERSオフェンスを率いるQB#83濱本。
Runフェイクからのパスや濱本自らがボールを持って走るなどオフェンスを展開していくが、法政大ディフェンスの鋭いタックルで1st downを更新できず、パントに追い込まれる。
P#51清水のキックで陣地を回復したいところだが、キックの弾道は低く飛距離もあまりないと思いきや、バウンドが功を奏し、敵陣30ydsからCRUSADERSディフェンスが始まる。
法政大オフェンスは、ショットガンスタイルからのモーションやシフトを様々組み合わせたプレーを見せるが、4回生LB#33柴山や2回生LB#15松田などのハードタックルを見せ法政大オフェンスをシャットダウンしパントに持ち込む。
変わってCRUSADERSオフェンスは自陣10ydsという危険な位置からオフェンス開始。
ディフェンスの良い流れを繋げて点に結びつけたいオフェンスだが、QB濱本が投げたロングパスは無情にも法政大ディフェンスにインターセプト。
リターンをされるがこれをなんとか止めゴール前20yds付近からディフェンス開始。
前シリーズ勢いでなんとか止めてほしいところだが、法政大オフェンスの正確なパスプレーによって1st down獲得。
そして、中央のランプレーによって遂に先制のTouch Downを許した。(PAT成功、0-7)

悪い流れを断ち切るためにもkick returnでビックプレーを見せたいところだが、法政大カバーチームに阻まれ、自陣40ydsからオフェンス開始。
成長著しい期待の2回生WR#90佐藤 元へのパスが決まるが1st downを更新できずパントとなる。
ここで痛恨が発生。スナッパーが投げたボールはパンターの遥か頭上を通り越し、パント失敗。
これを#51清水はなんとかリカバーするが、自陣5yds付近からCRUSADERSディフェンス開始。
少しのミスで点に結びついてしまう危険な位置。
高校時代からの経験者で、昨年から活躍していた2回生DL#58堀田の鋭いスタートで法政大OL陣を切り裂きロスタックルを見せるが、2本目のTouch Downを許した。(PAT失敗、0-13)
反撃を見せたいCRUSADERSだが、ここで第1Q終了。

【第2Q】
その後もCRUSADERSオフェンスは良い所なく、1st downすら更新できす悪い流れが続きパントに持ち込まれる。
変わって自陣40yds付近からのCRUSADERSディフェンスで、観客がどよめくプレーが起きた。
2回生LB#15松田の観客席まで聞こえる鋭いタックルが法政大QBに突き刺さった。
その後も松田を中心に、なんとか法政大オフェンスのランとパスを巧みに組み合わせた攻撃を止め4th downとなる。
ここで法政大学のスペシャルプレーが炸裂した。
パントフォーメーションからのパスプレーで1st downを更新される。
悪い流れを断ち切れず、CRUSADERSディフェンスのカバーミスからパスを通され、そして力強い中央のランプレーでTouch Down。(PAT成功、0-20)

自陣80ydsからの攻撃。
4回生#53神戸、#79渡邉などが率いるOL陣の強固なブロックからのランプレーを期待したいところだが、法政大DL陣を食い止めることができず、パントとなる。
#51清水のパントは飛距離が伸びず、ハーフライン付近から法政大オフェンスとなる。
スルスルと抜き出るようなランプレーが展開され、4回生DB#39藤本のタックルでこれをなんとか止めるが、その後もCRUSADERSディフェンスのタックルミスが続き立て続けにフレッシュ。
とどめの一発と言わんばかりのリバースプレーによってTouch Down。(PAT成功、0-27)

3回生DBパートリーダー#88田口のリターンで、ディフェンスとは思い得ない鋭いカットでリターンするが、これをCRUSADERSオフェンスが活かせることができず、1ydも進めず、パントとなる。
残り時間わずかとなり法政大オフェンス、ここで法政大が怒涛の攻めを見せる。
CRUSADERS DL陣のラッシュをくぐり抜け法政大QBが投げたロングパスが通り、あわやTouch Downかと観客の誰しもがそう思ったが、2回生瀬戸キャンパスコンビDB#5上垣内(かみがいと)、LB#9野口などの集まりによってこれをなんとか止め前半終了。
空を見上げると雲行きが更にあやしくなり、ポツポツと雨が降り出し、波乱の展開を予兆させた。

【第3Q】
雨が本格的に降り始め、さらに風も強く吹き始めた。
法政大学のリターンからはじまり、これを良い位置でとめディフェンスへと移りたいが、法政大学のリターンチームのしつこいブロッキング、力強いランでリターンタッチダウンを許してしまう。
そして前半のPAT失敗を取り返すためにここで法政大学が2ポイントを狙いに来た。
しかし、LB#15松田がQBのランプレーにいち早く察知し、タックル。
その後もディフェンスがしっかり集まり2ポイントを阻止した。(PAT失敗、0-33)

自陣30yds付近からオフェンスが開始。
LBからコンバートとなったRB#27野本のランプレーもがっちりタックルされ、副将WR#8へのオプションプレーも1ydでとめられ、パントとなる。
ここで2回生ディフェンス陣が奮起した。
経験があまりないプレーヤー達だが、経験者#5松田、#58堀田を中心にDB#1田畑、#5上垣内、#9野口、DB#24牧野などがしっかり集まり、法政大オフェンスにフレッシュを許さなかった。
雨の影響か、法政大学のパントはあまり飛距離が伸びず、ハーフライン付近からCRUSADERSオフェンス開始、このチャンスを活かしたい。
QB濱本の#8林へのパスが決まりだし、3rd down残り5yds、ロングパスが林へと投げ込まれるが惜しくも失敗。
しかし、相手の反則で1st down獲得。
相手のミスから流れをつかみたい所で、連続で#8林へのパスが決まり、CRUSADERSフレッシュ。
敵陣30yds付近まで攻め込むが4th downとなりギャンブルプレー。
#8林へのパスは失敗し攻守交替となる。
かわったディフェンスは、LB#15松田の活躍で4th downに持ち込み、ここで第3Q終了。

【第4Q】
自陣15ydsからのCRUSADERSオフェンス。
#8林へのパスが成功するがフォルススタートなどの無駄な反則が起き、最終的には#83濱本のパスがインターセプトされ攻守交替。
続く法政大オフェンスのドロープレーによってTouch down(PAT成功、0-40)

CRUSADERSオフェンスは#8林へのパスを中心に攻めるが、フレッシュ出来ず攻守交替。
続くCRUSADERSディフェンスが法政大バックス陣のファンブルをさそい、これを#9野口がきっちり抑え攻守交替となる。
最高のシチュエーションでのオフェンスだが、QB濱本のパスが立て続けに失敗しパントとなる。
敵陣20yds付近からCRUSADERSディフェンスが始まるが、QBの正確なパスやパスフェイクのランプレーが決まり、立て続けにフレッシュ。
自陣20yds付近まで攻め込まれるが法政大にスナップミス。
このチャンスを活かしCRUSADERSディフェンスが襲いかかるが、余分な反則が発生しこのチャンスを活かすことができなかった。
そして、法政大QBから放たれたきれいな放物線を描いたパスは見事に決まりTouch down(PAT成功、0-47)

なんとか一矢を報いたいCRUSADERSオフェンスだが残り時間はあとわずか。
2回生WR#81片桐へのパスでギャンブル成功。
2回生RB#26五十嵐のスクリーンプレーやQB濱本のランプレーでじりじりとゲインを重ねる。
スパイクやタイムアウトで時間をなんとかコントロールしTouch downを目指すが、法政大ディフェンスの分厚い壁を崩す事ができず試合終了。
0-47と大敗の結果となった。

天候の影響でコンディションは最悪だったが、ミスが目立ち過ぎた。
また絶対にやってはいけない反則が度々起きチームの流れを断ち切ってしまった。
相手は法政大学というトップレベルのチームだったが、自分達の実力を出せばもう少し違った結果となったかもしれない。
しかし、得たものもたくさんある。
前戦の立命館大学、今回の法政大学との試合で若手の2回生の活躍に目覚ましいものがあった。
トップレベルの選手との試合でさらなる経験を積み上げる事でできただろう。
今後の彼らに非常に期待したい。

(レポート By 07生 内藤氏)

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6月5日(日) 南山大学グラウンド 14:15 Kick Off 天候:曇り

大学名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

南山大学

10 0 7 0 17

上智大学

0 7 0 6 13


<GAME REPORT>


6月5日、天候曇り。
南山グラウンドで南山大VS上智大の試合が行われた。
過去2年間勝ちがなく、苦戦が強いられる南上戦。
今年は部員が大幅に増え益々力をつけている上智大に対して、立命館大、法政大といった強豪との戦いで成長中の南山大がどういった戦いをするのかが見ものである。

この日の個人的な注目選手はCB#88田口選手。
彼は1回生時にはWRであったが、2回生になりCBにコンバートされ、今春、着々と実力を伸ばしている。
試合前に彼に話を聞いたところ、「上智大は今一番自分がリベンジしたいチーム。去年は自分のせいで負けているので絶対勝ちたい。」と闘志を燃やしていた。
田口選手のインターセプトに期待したい!!

【第1Q】
上智大のキックオフで試合が開始される。
リターナー#88田口がブロッカーを上手く使いまずまずのゲイン!
CRUSADERSオフェンスを率いるのはQB#83濱本。
OL陣には、DLからの新しいメンバー#57佐藤、#67岡山、三年生トリオ#51清水、#71角谷、#72井田がそろう。
まず序盤からパス攻撃を仕掛ける。
成長著しいWR#81片桐にボールを集めるが、上智大SFのナイスタックルに阻まれパントに追い込まれる。
今日のパンターは初スターターとなる#5上垣内。
30ヤードの回復。
#51清水とのパンター争いに勝つためにどんどんアピールしていきたいところ。

CRUSADERSディフェンスは、OLからの新しいメンバー#53神戸がDLに入る。
2年生から#5上垣内、#9野口、#15松田、#58堀田がスターターとして出場。
上智大オフェンスは、プロ隊形、エース隊形からラン攻撃を展開する。
そのランプレーをLBとして新天地でがんばるDB#21池田のタックル。
LB#15松田がスクリーンプレイで相手OL2枚のブロックを鋭い動きで交わしてからのタックルで上智大をシャットアウト!
ディフェンスは幸先のよいスタートとなった。

前のシリーズではフレッシュできなかったが、今日の濱本はパスの調子がよいと見え、投げ込むポイントがよい。
パスでのタッチダウン量産が期待される。
このシリーズはテンポ良くオフェンスを展開。
昨年DBからWRにコンバートしたフェイクに定評がある#89森岡へのパス。
OL陣、特に#72井田のナイスプルブロックにより空けられたホールを、RBがズバッと走り抜け初フレッシュ。
その後、RB#90佐藤へのミドルパスやQB#83濱本のランなど、ランパスを上手く駆使して着々とゲインを重ねる。
ゴール前9ヤードまで進みタッチダウン目前かと思われたが、痛恨のフォルススタート。
そのまま反則の悪い流れを変えることができずあえなくフィールドゴールとなった。
キッカー#67岡山がフィールドゴールを難なく決めCRUSADERSの先制となる。(3-0)
岡山はキック力があり今年は去年以上にフィールドゴールが期待できそう。

第1Qのディフェンスは、DB#21池田を中心として上智大のインサイドのランを止めていた。
CB#1田畑のタックルも光るところがあった。
しかし、第1Q終盤タックルミスが目立ち、相手QB#9に走られる場面が目立った。

オフェンスは先ほどの先制から上手く流れに乗った。
OL3年生コンビ#71角谷、#72井田の鋭いダウンブロックで空けた道をWR#81片桐が走る。
OL陣、RBが道をこじ開けQB#83濱本が走り抜けタッチダウンとなった。(PAT成功、10-3)

【第2Q】
第1Q終盤から上智大のランプレーにゲインを重ねられていたが、ここはCRUSADERSディフェンスの集まりが勝り、パントに追い込む。

CRUSADERSオフェンス、ここからQBが#32藤野に代わった。
実践でどこまでアピールできるか期待していきたい所だったが、最初のシリーズは上手く噛み合わずパントとなった。
ここでパンター#5上垣内はそれたスナップを上手くキャッチしパントを蹴りだしたと思われた。
しかし、キャッチの時点でニーダウンをしてしまっていてCRUSADERSディフェンスはゴール前でのディフェンスを強いられてしまう。

ここでなんとか踏ん張りたかったディフェンスであったが、上智オフェンスにパスとランを折り混ぜられ、最後はオープンプレーのランでタッチダウンをとられてしまった。(PAT成功、10-7)

第2Qのオフェンスは、WR#7近藤のロングパスなどパスで良い所も見られたが、大事な場面で意思疎通が合わずパントに追い込まれるシリーズが何度も続いた。

ディフェンスは、DL#53神戸が初タックルで吼え、2年生#58堀田、#9野口のQBサックなど新しい戦力の活躍が見られた。
しかし、第2Q終盤から上智大のパスが決まり始め、攻め込まれる場面が目立った。

前半が終わり、後半に向けてベンチでどうアジャストしていくのかを話し合い、後半からの更なる巻き返しに期待したい。

【第3Q】
CRUSADERSのキックで試合再開。
上智大オフェンスはここから#15のワイルドキャットを仕掛ける。
#15のランが出始め、ゴール前まで攻め込むと、QB#4にスイッチしタッチダウンを狙う。
しかし、ここでLB#15松田のプレーが光る!!
いったんパスカバーをしたが、QBが投げあぐねているのをみるや否やタックルに切り替えQBサック!!
ファンブルさせたボールをそのままDL#53神戸がキャッチしてリターン。
今日1番のビックプレーとなった。

ディフェンスが流れを持ってきてくれている中で、この流れに乗りたいオフェンスはQBを#83濱本にスイッチ。
#83濱本のラン、#90佐藤、#8林のパスを絡めフィールドゴール圏内に攻め込むものの、またもやフォルススタート。
結局このシリーズはパントとなり、最低フィールドゴールも狙えただけに痛い罰退となった。

CRUSADERSディフェンスの奮闘が続く中、ここでまたもやビックプレーが生まれた。
相手QBが投げたパスをCB#1田畑がナイスリアクションでWRの前に出て念願の初インターかと思われたが、それを横からSF#39藤本がかっさらった。
#39藤本は2回生から試合経験があり、視野も広く余裕が生まれている今年は一層インターセプトが期待できそうだ。

オフェンスはディフェンスが持ってきたチャンスをものにし、QB#83濱本が味方のブロッカーを上手く使いタッチダウンを獲った。(PAT成功、17-7)
QB#83濱本は昨年からスターターに定着し、大舞台を経験。
今年はそのプレーに余裕が生まれ、今一番成長している選手である。
試合中にも成長している。

試合が再開された矢先、またもやSF#39藤本のインターセプトで会場が沸きあがったが、続くオフェンスでターンオーバーが起こりゴール前までリターンされてしまう。

【第4Q】
CRUSADERSディフェンスはゴール前からのディフェンスとなったが、集まり良さで上智大オフェンスをフィールドゴールに追い込む。
ディフェンスのラッシュによるプレシャーにより、フィールドゴールは失敗となる。

なんとか立て直したいオフェンスだったが、WR#7近藤とQB#83濱本の呼吸が合わずインターセプトされてしまう。

今日のディフェンスはきついシチュエーションが多いが、ここは上智大オフェンスをシャットアウト!!
4thダウンギャンブルを替わって入ったSF#25才野木の活躍で抑えることに成功する。

続くオフェンスはなんとか立て直したいところだったが、またもやインターセプト。
さすがに今回ばかりはディフェンスが踏ん張れず、計5本のパスを決められタッチダウンを獲られてしまう。(PAT失敗、17-10)

第4Qのオフェンスは、終盤からまたQB#32藤野が出場するが、上智大DLのプレッシャーがかかる場面が多く見られ、3回で攻撃権を放棄して戻ってくる場面が多く見られた。

ディフェンスは苦しい場面が多かったが安定した集まりを見せ、SF#39藤本の今日3本目となるインターセプトなどもあり、なんとか粘り勝った。

試合は17-10でCRUSADERSが勝利をした。

試合が終わり、選手、スタッフは試合の反省をして、それを生かすために日々練習に取り組んでいることだろう。
みんなにはもっと求めあってほしい。
自分に求め、相手に求める。
選手、スタッフ関係なく、一人一人がチームのために常に何ができるのか考え、自分を変え、チームを変えてほしい。
決して誰かに任せてほしくない。
一人一人がもっと「俺がやる」という気持ちを表現するべきだと思う。
まだまだできる。
選手、スタッフ一人一人に期待している。

(レポート By 07生 永井氏)

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6月18日(土) 半田運動公園陸上競技場 12:00 Kick Off 天候:雨

大学名

1Q

2Q

3Q

4Q

TOTAL

南山大学

0 7 0 7 14

名古屋大学

7 0 6 7 20


<得点経過&スタッツ>

Q

Time

Team

Play

Player

Yds

PAT

Player

G/NG

1

2:39 名古屋 PASS #29 → #84 15 K
G

2

10:15 南山 RUSH #16 岩崎 1 K #67 岡山 G

3

10:47 名古屋 FUMBLE
RECOVER
#31 24 K
NG

4

4:09 南山 FUMBLE
RECOVER
#67 岡山 40 K #67 岡山 G

4

10:40 名古屋 FUMBLE
RECOVER
#59 24 K
G


南山大学

VS

名古屋大学

2 タッチダウン 3
2-2 PAT(1Point) 3-2
0-0 PAT(2Point) 0-0
0-0 FG 0-0
0 Safety 0

10
(5-4-1)
1st Down
(ラン-パス-反則)
9
(2-6-1)
29-105yds
(29-10-1)
パス回数-獲得ヤード
(試投-成功-インタセプト)
32-120yds
(32-10-3)
33-44yds ラン回数-獲得ヤード 22-38yds
62-149yds 攻撃回数-獲得ヤード 54-158yds

6-▼40yds 反則回数-損失ヤード 4-▼30yds
1-1 ファンブル回数-喪失 2-1


<GAME REPORT>


6月18日(土)、悪天候の中、半田市陸上競技場にて名古屋大学との試合が行われた。
昨年の春季、秋季リーグ共に勝利できなかった相手だ。
今年の秋季リーグ勝つため、必ず勝たなければならない相手である。

【第1Q】
南山大学のキックオフで試合が開始される。
アウト・オブ・バウンズの反則により、5ydsロスし、蹴り直し。
さらに名古屋大学に好リターンを許し、ハーフラインからのディフェンスとなる。
CRUSADERSディフェンスは不慣れな4-3体系の為か、名古屋大学のパスにより、次々とフレッシュを許してしまい、開始2分あまりで先制のタッチダウンを許してしまう。(PAT成功、0-7)

続くリターンはあっさりと止められ、自陣30yds付近でCRUSADERSオフェンスの開始となる。
CRUSADERSのオフェンスを率いるQB#83濱本。
WR#8林、#81片桐にパスが決まりフレッシュを重ね、難なく敵陣40ydsにまで攻め込む。
好調に見えたが、続かず、パントに追い込まれる。
#8林の安定したパントにより、20yds回復し、敵陣19ydsによりディフェンス開始となる。
オフェンス、ディフェンス両方ともいいスタートを切れなかった。
またもやパスにより大きく攻め込まれ、自陣30yds付近まで攻め込まれてしまう。しかし期待の若手DE#9野口のナイスラッシュにより相手QBの浮かしたボールをDB#88田口がインターセプト!
ディフェンスなんとか救った陣地を回復させたかったが、名古屋大学DL陣によりランを完全にシャットアウトされる。

【第2Q】
パントにより開始となる。
大きく陣地を回復したいが、名古屋大学リターナーに大きく走りこまれ自陣30ydsからのディフェンスとなる。
ようやくディフェンスチームが地に足が付いてきたか、ここからは3回で止めパントに追い込む。
オフェンスはWR#8林、#82山口、RB#16岩崎のパスで大きくゲインすることもあったが、名古屋大学DL陣のラッシュにより攻めきれないことが続く。
ここで相手QBが交代する。その途端DL#58堀田がすさまじいラッシュを見せ、QBサック!
またもや#58堀田の激しいラッシュにより、浮いたボールを守護神#39藤本がインターセプト!
攻守交替し、#8林へのパスでインチまで持ち込み、#16岩崎のランでようやく同点のタッチダウンとなる(PAT成功、7-7)

#58堀田のサックもあり攻守交替。QB#83濱本のランにより大きくゲインしもう1本いけるかと思ったが、ギャンブル失敗し攻守交替。ここで前半終了。

序盤ディフェンス、オフェンスとも調子の悪いことが多かった。
ディフェンスはナイスプレーが出るようになってきたが、オフェンスが不調であった、しっかりとアジャストし後半に期待したい。

【第3Q】
名古屋大学のキックオフで試合再開。
自陣30ydsからのCRUSADERSオフェンス。
しかし3回でパントに追い込まれてしまう。
第3Qは両校3回で止まるシーソー・ゲームのような展開が続く。

名古屋大学パントリターンでのミスにより大きく攻め込むこともあったが、オフェンスが振るわない。
ナイスディフェンスが続く中、相手のナイスパントによりオフェンス自陣19ydsからの攻撃時。
#32藤野のボールをインターセプトされそのままタッチダウンまで持ち込まれてしまう。(PAT失敗、7-13)

なんとか奮起してほしいオフェンスだが、名古屋大学のディフェンスに止められてしまう。
ナイスパントもあり敵陣深くからのディフェンス。
やられたらやりかえす!!
2年生ながらディフェンスの中心選手LB#15松田がインターセプト!

【第4Q】
ここでQB#83濱本が再登場。
ここでタッチダウンを決め、立て直しといきたかったのだが、まさかのインターセプトをされてしまう。
ディフェンスの奮闘が続くなか、ビックプレーが生まれる。
OL/DL#67岡山率いるDL陣の激しいラッシュにより、相手QBがこぼしたボールを岡山が拾いあげそのままタッチダウン!!
今年のスローガン「俺がやる!」を成すかのよう、自らPATも成功させ、逆転する。(14-13)

逆転タッチダウンをしたがまだまだ気を抜けないディフェンス。
ディフェンスの続くナイスプレーによりノッてきたのか、4thダウンギャンブルを阻止し、オフェンスにボールを託す。
ここまでディフェンスにかなり助けられているオフェンス。
残り時間1分20秒。
オフェンス、ここは意地を見せておきたいところだ。
しかし相手DL陣にロス2回決められ大きく後退。
激しいブリッツでファンブルしたボールを名古屋大学にエンドゾーンに持ち込まれタッチダウンされてしまう。(PAT成功、14-20)

オフェンス、RB#16へのパスで大きくゲインを見せるが、ここまで4thダウンギャンブルも失敗して、攻守交替。
ニーダウンとなり試合終了。

両校多くのビックプレーが見られたが、お互いにミスからだろうと感じた。
今回はキッキングゲームによって大きく勝敗が分かれただろうと思う。
今回の試合で多くの反省点が出ただろう、技術的な面、身体的な面、精神的な面。
夏が秋の勝負の分かれ道となってくるだろう。
この夏をどう過ごすかだ。
秋はどのチームも春とはまったく別人のようなチームになってくる。
もう一度「俺がやる」という気持ちを選手、スタッフ一人一人が持ち、秋には全くの別チームのような活躍を見せてほしい!
一歩ずつ一歩ずつ確かな道を
誰もが期待している!
頑張れ!!CRUSADERAS!!

(レポート By 07生 佐野氏)

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