CRUSADERS 2015 SPRING GAME RESULT

日時
対戦校
グラウンド
キックオフ
4月11日(土)VS 愛知大学南山大学グラウンド15:00
5月5日(火・祝)VS 名古屋大学南山大学グラウンド13:00

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4月11日(土) 南山大学グラウンド 15:00 Kick Off

大学名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
南山大学 17 23
愛知大学 14

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<得点経過&スタッツ>

Q Time Team Play Player Yds PAT G/NG
3 6:00 南山 Rush #6神戸 3 Kick NG
3 8:20 愛知 Rush #17 3 Play G
4 1:50 南山 FieldGoal #8土本 41

4 4:26 南山 Pass #16古賀 → #83加藤 6 Kick G
4 4:50 愛知 Rush #17 4 Play NG
4 8:05 南山 Rush #80加藤 38 Kick G


南山大学 VS 愛知大学
3 タッチダウン 2
3-2 PAT(1Point) 0-0
0-0 PAT(2Point) 2-1
1-1 FG 0-0
0 Safety 0

18
(13-5-0)
1st Down
(ラン-パス-反則)
10
(4-5-1)
23-125yds
(23-10-0)
パス回数-獲得ヤード
(試投-成功-インタセプト)
23-65yds
(23-8-2)
43-262yds ラン回数-獲得ヤード 23-111yds
66-387yds 攻撃回数-獲得ヤード 46-176yds


<GAME REPORT>


2015年4月11日、天候晴れ。
南山大学名古屋キャンパスグラウンドにて、愛知大学との試合が行われた。
昨年は4位に終わったCRUSADERSの2015年度初戦である。
相手は昨年春季オープン戦、秋季リーグで二連敗を喫している愛知大学。
初戦ということもあり、主将を務める杉山も気合いが入る。
「東海優勝」を目標に掲げ、これまで取り組んできた成果を存分に発揮し、初陣を勝利で飾って欲しいところだ。

【1Q】
CRUSADERSのキック、愛知大学のリターンで試合が開始された。
キッカーはQBも務める2回生土本。
右奥に蹴りこまれたキックは、カバーチームの集まりにより愛知大陣地奥深くからのディフェンス開始に成功。
今年からディフェンスリーダーを務めるアスリートの3回生LB#52浅見や、4回生チーム最重量を誇るDL#53近藤(孝)の活躍により、ファーストシリーズをパントに追い込む。
代わったオフェンスは、Iフォーメーション。
昨年度から出場の3回生RB#33岩田や、今年のオフェンスの秘密兵器4回生RB#36谷川の着実なラン、そして俊足の2回生QB#8土本のナイスランにより相手陣地に攻め込むもののパントに追い込まれる形となった。
その後のディフェンスでは、インターセプト大好き2回生DB#38鈴木(寿)のナイスカットによりパントに追い込み、いい流れでオフェンスを開始。
名門野球部出身2回生RB#80加藤(雅)のナイスキャッチからのランアフターにより大きくゲインし、ゴール前まで攻め込む。
しかし、あと一歩決め手を欠きフィールドゴールチャレンジとなるが、これを失敗し先制することができない。
ここで第1Qが終了。

【2Q】
相手オフェンスを止め、自陣深くから始まった攻撃、重量級OLのムードメーカー2回生OL#55浅井や柔道部出身3回生OL#66本多などのナイスブロックにより着実に前進。
そして、スーパーアスリート4回生TE#87安達のナイスキャッチにより敵陣に攻め込む。
しかし、パスを相手ディフェンスにインターセプトされて攻守交代となる。
続くディフェンスは、昨年度大活躍のLB/RB#6神戸が気合の入ったタックルでパントに追い込む。
その直後のオフェンスでは、ディフェンスでも活躍を見せている#6神戸が相手を吹き飛ばすランで着実にゲインを重ねる。
しかし、QBとRBの連携不足のミスやQBサックを浴びてしまい攻守交代。
さらに、相手オフェンスにズルズルと前進を許し、自陣まで攻め込まれる。
ここで主将4回生Mr.CRUSADERSことDB#1杉山快がスーパーキャッチでインターセプトし、嫌な流れを断ち切ったところで、前半終了のホイッスル。

フレッシュなメンバーが多く、初戦ということもあり硬さが見られたが、惜しいシーンもあり後半に期待が持てる内容であった。
後半は新人たちの活躍にも期待しつつ勝利を掴んでほしい。

【3Q】
愛知大学のキック、CRUSADERSのリターンで試合再開。
スーパーエース2回生WR#89伊東のナイスリターンにより、好位置からのオフェンス。
ここで、満を持して若大将3回生QB#16古賀が登場。
昨年の経験をいかし、落ち着いてオフェンスを展開する。
相手ゴール前まで攻め込み、残り3ydsをRBに入った#6神戸のタッチダウンにより先制する。(PAT失敗、6-0)

キックカバー後のCRUSADRSディフェンスは、3回生LB#9近藤(圭)と3回生DB#26舟橋のコンビがパントに追い込む。
しかし、ここでリターナーが痛恨のキャッチミス。
相手にボールを渡してしまい、自陣深くからのディフェンスを強いられる。
2回生LB#41の渡辺(良)のナイスタックルにより何とか踏みとどまろうとするが、最後はIフォーメーションからのランプレーによりタッチダウンを許してしまい、さらに2ポイントコンバージョンも決められてしまう。(PAT成功、6-8)

愛知大学のキックで試合再開。
ショットガン体形からテンポのよいランプレーや、東海オールスター選手4回生OL#57水野(健)のナイスブロックによりゲインを重ねる。
敵陣20ydsまで進んだところで3Qが終了し、最後のクォーターを迎える。

【4Q】
3Qから続く攻撃も、タッチダウンまでたどり着けずフィールドゴールへ。
これをしっかり決めて、何とか逆転に成功する。(9-8)

キックカバー後のCRUSADERSディフェンスは、今年期待がかかる3回生DB#11飯塚がインターセプトし攻守交代、今年の彼はやってくれそうな雰囲気がある。
いい流れのまま直後のオフェンス、ライバル大学のWRに負けてられない3回生WR#83加藤(舜)が初のタッチダウンキャッチ、追加点をあげることに成功する。(PAT成功、16-8)

その後は、オフェンスでは2回生OLコンバート組の茅野・清水が徐々に慣れてきたのかナイスブロックを見せるようになり、ディフェンスでは2回生DBコンビの寺井・林(龍)も確実なタックルを見せ、さらに2回生DLコンビの臼井・倉知も自分の役割をしっかり果たす。
しかし、相手オフェンスも意地を見せタッチダウンを決める。
ここで愛知大学は2ポイントコンバージョンを選択したが、ディフェンスがこれを食い止める。(PAT失敗、16-14)

CRUSADERSのキックリターンで試合再開。
直後のオフェンスでビッグプレイが飛び出す。
2回生RB#80加藤(雅)が、50yds以上を走り切り独走タッチダウンを決める。(PAT成功、23-14)
そしてこのまま試合終了。

結果は23-14の勝利となり、40周年の大事な初戦を勝利で飾ることができた。
しかしキッキングでのミスや、オフェンス、ディフェンスで細かいミスが散見されるなどまだまだ改善点があるように見えた。
それは、未完成のチームであることが確認できた試合であったともいえる。
次の試合に向け一人ひとりが課題を潰していき、「貫く」というスローガンのもと日々練習に励んでほしい。
頑張れCRUSADERS!

(レポート By 11生 石山氏)

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5月5日(火・祝) 南山大学グラウンド 13:00 Kick Off

大学名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
南山大学 14
名古屋大学 10

当日のゲーム速報のまとめはこちらから!

<得点経過&スタッツ>

Q Time Team Play Player Yds PAT G/NG
2 3:33 南山 Rush #3加藤 5 Kick NG
2 11:02 名古屋 Rush #44 7 Kick G
3 9:05 南山 Rush #2伊東 30 Pass G
3 10:43 名古屋 Field Goal #89 27



南山大学 VS 名古屋大学
2 タッチダウン 1
1-0 PAT(1Point) 1-1
1-1 PAT(2Point) 0-0
0-0 FG 1-1
0 Safety 0

15
(7-8-0)
1st Down
(ラン-パス-反則)
8
(6-2-0)
17-106yds
(17-9-0)
パス回数-獲得ヤード
(試投-成功-インタセプト)
19-39yds
(19-5-0)
33-167yds ラン回数-獲得ヤード 22-137yds
50-273yds 攻撃回数-獲得ヤード 41-176yds

3-▼25yds 反則回数-損失ヤード 3-▼15yds
0-0 ファンブル回数-喪失 1-0

26:48 TIME OF POSSESSION 21:12
1/10 3rd Down Conversions
(成功/試行)
1/10
1/1 4th Down Conversions
(成功/試行)
0/0


<GAME REPORT>


2015年5月5日、天候晴れ。
今年創部40周年を迎えたCRUSADERSの記念試合が行われた。
南山大学グラウンドには、OB、OGを中心にスタンドいっぱいの人が集まった。
迎える相手は、ここ6年勝利していない名古屋大学グランパスである。
しかし、初戦の愛知大戦の勝利と新しいスタイルである紺色フットボールパンツのせいのか、選手たちは試合前から自信に満ち溢れていた。
カルマノ学長を迎えたセレモニーが行われ、試合が開始された。

【1Q】
CRUSADERSのキック、名古屋大学のリターンで試合開始。
キッカーは、2回生#4土本。
しっかりと滞空時間の長いキックを蹴りこみ、相手はリターンを試みるも、2回生#10渡辺がソロタックルで相手陣深くで止める。
名古屋大学のオフェンスは、ショットガン隊形からランパスで仕掛けるが、期待の2回生DL#92臼井の活躍により3rdロングに持ち込む。
続くラン攻撃でロングゲインを許してしまうが、今季ディフェンスリーダーを務める3回生#52浅見のナイスタックルとパスカットがあり、名古屋大学オフェンスをパントに追い込む。
交代したCRUSADERSのオフェンス、この試合の先発QBはオフェンスリーダーも務める3回生#16古賀。
持ち前の肩の強さと今年はリーダーシップも発揮し、秋リーグ優勝に導いてほしい選手である。
最初のシリーズ、RB#4土本のラン、4回生TE#87安達へのパスが決まるもファーストダウン更新ならずパントに終わる。
CRUSADERSディフェンスは厳しいフィールドポジションで始まるも、スナップミスなどもあり何とか3rd and outで抑える。
交代したCRUSADERSオフェンス、4回生OL#57水野健、2回生#56浅井将2人のコンビネーションブロックが決まり着実にランで進むと、急成長を遂げた3回生WR#12加藤瞬へのパス、LBを兼任する3回生FB#6神戸の中央プレーで大きく前進し相手陣へ攻め込む。
相手陣40ydsまで攻めるが、ここでパントに追い込まれる。
代わったCRUSADERSディフェンスは相手のパスを防ぎパントへ。
ここで第1Qが終了した。

【2Q】
代わったCRUSADERSオフェンス、ショットガン隊形からの攻撃である。
QB#16古賀がセンスあふれる2回生WR#2伊東へ、俊足のオフェンスウェポン2回生WR#3加藤雅へのパスが決まり敵陣深くに攻め込むも、4回生WR#36谷川へのパスは決まらず。
しかし、もはやオフェンスに不可欠な存在となったFB#6神戸がファーストダウンをもぎ取り、大きなチャンスを迎える。
ここでQB#16古賀が逃げながらも落ち着いてパスを決め、FB#6神戸のランでゴール前5ydsとすると、最後はRB#3加藤がTBの位置からボールを受けオープンを走りきりタッチダウン!(PAT失敗、6-0)

CRUSADERSのキックで試合再開。
登場したCRUSADERSディフェンスは、ファーストダウンを更新されるも、LB#10渡辺の見事なタックルもありパントに追い込む。
代わったCRUSADERSオフェンス、自陣深くからパスは決まるも反則などがありエンドゾーン内でのパントとなる。
代わったCRUSADERSディフェンスは、自陣深くのフィールドポジション。
ランプレーでさらに攻め込まれるも、ここで両面でも相手を圧倒するアスリート4回生DL#57水野健がQBサック。
しかし、その直後、相手のQBドローが決まり自陣10ydsまで攻め込まれる。
昨年より大きく成長した3回生LB#9近藤のタックルで粘りを見せるも、最後はランプレーでタッチダウン、さらにPATも決められリードを許す。(PAT成功、6-7)

続くCRUSADERSのキックリターンは、#2伊東のナイスリターンによりハーフライン付近まで戻す。
ここでショットガン隊形からロングパスを狙うも、名古屋大ディフェンスに止められ、前半終了となる。

【3Q】
名古屋大のキック、CRUSADERSのリターンで試合再開。
名古屋大のナイスカバーであまりリターンはできず、さらに3rd and outで抑えられパント。
つづくCRUSADERSディフェンスは、上回生がしっかり魅せる。
LB#6神戸のナイスタックル、主将CB#1杉山がトレーニングの成果をみせナイスカバーでパントに追い込む。
攻守交代し、CRUSADERSオフェンス。
オプションプレー、WR#3加藤雅のナイスラン、そしてTE#87安達へのランフェイクのパスを決め一気に敵陣へ。
ここでオープンプレーが続き、またかと思ったその時、WR#3加藤雅がWR#2伊東にトスをし、リバースプレー!
これが見事に決まり独走タッチダウン!
2回生コンビが華麗に決めてくれた。
さらに、2ポイントコンバージョンに挑み、QB#16古賀からWR#2伊東にパスが決まり成功!
14-7で逆転に成功する。(PAT成功、14-7)

名古屋大のリターンは、相手リターンチームのブロックが決まり、あわや一発タッチダウンのところをK#4土本が何とか止める。
ここを止めるられるかで流れが大きく変わる場面だった。
名古屋大オフェンスは、パスでタッチダウンを狙うも3回生#11CB飯塚がしっかりボールに向かいあわやインターセプトのカバーをみせる。
その後も、DL陣が#53近藤を中心にしっかりランプレーを止める。
このピンチをフィールドゴールで何とか抑え、CRUSADERSはリードを保つ。(14-10)

リターン後に登場したCRUSADERSオフェンス、オプションプレーやブーツレグからのパスを試みるも1stダウンには届かず。
ここで第3Qが終了した。

【4Q】
交代したCRUSADERSディフェンス、ランはしっかり止めるも、パスを立て続けに決められる。
しかし、相手の反則に助けられ、このシリーズ何とかパントに追い込む。
交代したCRUSADERSオフェンス、IフォーメーションからTE#87安達へのパスが立て続けに決まり、ハーフライン付近まで攻めるが、ここでパント。
P#2伊東のナイスパントにより敵陣奥深くで攻守交代。
CRUSADERSディフェンスは、3rdダウンロングまで追い込んだが、引いて守っていたディフェンスを見て、相手QBがすかさずスクランブルに出る。
1stダウンを取られたと思った矢先、ここでまだ試合経験が浅い2回生SF#96黒川が素早い上がりでナイスタックル!ファーストダウン更新を阻止した。
続くCRUSADERSオフェンス、ショットガンからのパス、LBの裏にしっかり走り込みナイスキャッチ!
ひたむきに取り組み苦労を重ねてきた3回生RB#84鉾田が魅せてくれた。
これでQBからの信頼を得て秋にはスターターを勝ち取ってほしい。
しかし、その後が続かずパントになる。
このパントがハーフライン付近までリターンされてしまい攻守交代。
この時点で残り時間は1分15秒ほど、あとはディフェンス次第である。
迎えたCRUSADERSディフェンス、相手QBがまたもスクランブルし大きくゲインされ自陣25ydsまで攻められる。
ここで、相手QBからSBにポストパターンのパス、ナイスボールが投げられたが、ここで#1杉山が執念のカット!闘志がプレーに現れる素晴らしい選手だ。
そして、4thダウンギャンブル、相手QBは右奥にフライパターンのパスを投げ込む。
1対1の勝負、どうなると思いきや、SF2回生#14鈴木が素晴らしい反応でボールに向かいパスカット!
昨年から数々のピンチを救ってきた鈴木がこの試合でも活躍した。
攻守交代したオフェンスがニーダウンし、試合終了。
14-10で見事勝利を飾った。

40周年の記念試合で勝ったこと、6年ぶりに名大に勝ったことは素直に嬉しい。
しかし目標はまだ先にある。
1日1日勝負をしてほしい。
頑張れCRUSADERS!!

(レポート By 11生 北川氏)

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