南山大学 |
VS |
名古屋大学 |
2 |
タッチダウン |
1 |
1-0 |
PAT(1Point) |
1-1 |
1-1 |
PAT(2Point) |
0-0 |
0-0 |
FG |
1-1 |
0 |
Safety |
0 |
|
15 (7-8-0) |
1st Down (ラン-パス-反則) |
8 (6-2-0) |
17-106yds (17-9-0) |
パス回数-獲得ヤード (試投-成功-インタセプト) |
19-39yds (19-5-0) |
33-167yds |
ラン回数-獲得ヤード |
22-137yds |
50-273yds |
攻撃回数-獲得ヤード |
41-176yds |
|
3-▼25yds |
反則回数-損失ヤード |
3-▼15yds |
0-0 |
ファンブル回数-喪失 |
1-0 |
|
26:48 |
TIME OF POSSESSION |
21:12 |
1/10 |
3rd Down Conversions (成功/試行) |
1/10 |
1/1 |
4th Down Conversions (成功/試行) |
0/0 |
2015年5月5日、天候晴れ。
今年創部40周年を迎えたCRUSADERSの記念試合が行われた。
南山大学グラウンドには、OB、OGを中心にスタンドいっぱいの人が集まった。
迎える相手は、ここ6年勝利していない名古屋大学グランパスである。
しかし、初戦の愛知大戦の勝利と新しいスタイルである紺色フットボールパンツのせいのか、選手たちは試合前から自信に満ち溢れていた。
カルマノ学長を迎えたセレモニーが行われ、試合が開始された。
【1Q】
CRUSADERSのキック、名古屋大学のリターンで試合開始。
キッカーは、2回生#4土本。
しっかりと滞空時間の長いキックを蹴りこみ、相手はリターンを試みるも、2回生#10渡辺がソロタックルで相手陣深くで止める。
名古屋大学のオフェンスは、ショットガン隊形からランパスで仕掛けるが、期待の2回生DL#92臼井の活躍により3rdロングに持ち込む。
続くラン攻撃でロングゲインを許してしまうが、今季ディフェンスリーダーを務める3回生#52浅見のナイスタックルとパスカットがあり、名古屋大学オフェンスをパントに追い込む。
交代したCRUSADERSのオフェンス、この試合の先発QBはオフェンスリーダーも務める3回生#16古賀。
持ち前の肩の強さと今年はリーダーシップも発揮し、秋リーグ優勝に導いてほしい選手である。
最初のシリーズ、RB#4土本のラン、4回生TE#87安達へのパスが決まるもファーストダウン更新ならずパントに終わる。
CRUSADERSディフェンスは厳しいフィールドポジションで始まるも、スナップミスなどもあり何とか3rd and outで抑える。
交代したCRUSADERSオフェンス、4回生OL#57水野健、2回生#56浅井将2人のコンビネーションブロックが決まり着実にランで進むと、急成長を遂げた3回生WR#12加藤瞬へのパス、LBを兼任する3回生FB#6神戸の中央プレーで大きく前進し相手陣へ攻め込む。
相手陣40ydsまで攻めるが、ここでパントに追い込まれる。
代わったCRUSADERSディフェンスは相手のパスを防ぎパントへ。
ここで第1Qが終了した。
【2Q】
代わったCRUSADERSオフェンス、ショットガン隊形からの攻撃である。
QB#16古賀がセンスあふれる2回生WR#2伊東へ、俊足のオフェンスウェポン2回生WR#3加藤雅へのパスが決まり敵陣深くに攻め込むも、4回生WR#36谷川へのパスは決まらず。
しかし、もはやオフェンスに不可欠な存在となったFB#6神戸がファーストダウンをもぎ取り、大きなチャンスを迎える。
ここでQB#16古賀が逃げながらも落ち着いてパスを決め、FB#6神戸のランでゴール前5ydsとすると、最後はRB#3加藤がTBの位置からボールを受けオープンを走りきりタッチダウン!(PAT失敗、6-0)
CRUSADERSのキックで試合再開。
登場したCRUSADERSディフェンスは、ファーストダウンを更新されるも、LB#10渡辺の見事なタックルもありパントに追い込む。
代わったCRUSADERSオフェンス、自陣深くからパスは決まるも反則などがありエンドゾーン内でのパントとなる。
代わったCRUSADERSディフェンスは、自陣深くのフィールドポジション。
ランプレーでさらに攻め込まれるも、ここで両面でも相手を圧倒するアスリート4回生DL#57水野健がQBサック。
しかし、その直後、相手のQBドローが決まり自陣10ydsまで攻め込まれる。
昨年より大きく成長した3回生LB#9近藤のタックルで粘りを見せるも、最後はランプレーでタッチダウン、さらにPATも決められリードを許す。(PAT成功、6-7)
続くCRUSADERSのキックリターンは、#2伊東のナイスリターンによりハーフライン付近まで戻す。
ここでショットガン隊形からロングパスを狙うも、名古屋大ディフェンスに止められ、前半終了となる。
【3Q】
名古屋大のキック、CRUSADERSのリターンで試合再開。
名古屋大のナイスカバーであまりリターンはできず、さらに3rd and outで抑えられパント。
つづくCRUSADERSディフェンスは、上回生がしっかり魅せる。
LB#6神戸のナイスタックル、主将CB#1杉山がトレーニングの成果をみせナイスカバーでパントに追い込む。
攻守交代し、CRUSADERSオフェンス。
オプションプレー、WR#3加藤雅のナイスラン、そしてTE#87安達へのランフェイクのパスを決め一気に敵陣へ。
ここでオープンプレーが続き、またかと思ったその時、WR#3加藤雅がWR#2伊東にトスをし、リバースプレー!
これが見事に決まり独走タッチダウン!
2回生コンビが華麗に決めてくれた。
さらに、2ポイントコンバージョンに挑み、QB#16古賀からWR#2伊東にパスが決まり成功!
14-7で逆転に成功する。(PAT成功、14-7)
名古屋大のリターンは、相手リターンチームのブロックが決まり、あわや一発タッチダウンのところをK#4土本が何とか止める。
ここを止めるられるかで流れが大きく変わる場面だった。
名古屋大オフェンスは、パスでタッチダウンを狙うも3回生#11CB飯塚がしっかりボールに向かいあわやインターセプトのカバーをみせる。
その後も、DL陣が#53近藤を中心にしっかりランプレーを止める。
このピンチをフィールドゴールで何とか抑え、CRUSADERSはリードを保つ。(14-10)
リターン後に登場したCRUSADERSオフェンス、オプションプレーやブーツレグからのパスを試みるも1stダウンには届かず。
ここで第3Qが終了した。
【4Q】
交代したCRUSADERSディフェンス、ランはしっかり止めるも、パスを立て続けに決められる。
しかし、相手の反則に助けられ、このシリーズ何とかパントに追い込む。
交代したCRUSADERSオフェンス、IフォーメーションからTE#87安達へのパスが立て続けに決まり、ハーフライン付近まで攻めるが、ここでパント。
P#2伊東のナイスパントにより敵陣奥深くで攻守交代。
CRUSADERSディフェンスは、3rdダウンロングまで追い込んだが、引いて守っていたディフェンスを見て、相手QBがすかさずスクランブルに出る。
1stダウンを取られたと思った矢先、ここでまだ試合経験が浅い2回生SF#96黒川が素早い上がりでナイスタックル!ファーストダウン更新を阻止した。
続くCRUSADERSオフェンス、ショットガンからのパス、LBの裏にしっかり走り込みナイスキャッチ!
ひたむきに取り組み苦労を重ねてきた3回生RB#84鉾田が魅せてくれた。
これでQBからの信頼を得て秋にはスターターを勝ち取ってほしい。
しかし、その後が続かずパントになる。
このパントがハーフライン付近までリターンされてしまい攻守交代。
この時点で残り時間は1分15秒ほど、あとはディフェンス次第である。
迎えたCRUSADERSディフェンス、相手QBがまたもスクランブルし大きくゲインされ自陣25ydsまで攻められる。
ここで、相手QBからSBにポストパターンのパス、ナイスボールが投げられたが、ここで#1杉山が執念のカット!闘志がプレーに現れる素晴らしい選手だ。
そして、4thダウンギャンブル、相手QBは右奥にフライパターンのパスを投げ込む。
1対1の勝負、どうなると思いきや、SF2回生#14鈴木が素晴らしい反応でボールに向かいパスカット!
昨年から数々のピンチを救ってきた鈴木がこの試合でも活躍した。
攻守交代したオフェンスがニーダウンし、試合終了。
14-10で見事勝利を飾った。
40周年の記念試合で勝ったこと、6年ぶりに名大に勝ったことは素直に嬉しい。
しかし目標はまだ先にある。
1日1日勝負をしてほしい。
頑張れCRUSADERS!!
(レポート By 11生 北川氏)
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